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クリエイターとして仕掛ける未来【写真と生きる】

クリエイターとして仕掛ける未来【写真と生きる】

2019年2月22日

フォトグラファーとしての Haru Wagnus

re_IMG_9455Photo by Haru Wagnus

[ハル]
それまでInstagramで活動はしていたんですがあくまで趣味でした。

音楽は仕事にしちゃったら、面倒くさいこともやらなくてはいけなくなっ たし、好きだけではやれないことを味わったので。写真は趣味オンリーに しようと思っていたんです。色々と仕事でもやってみたら?なんて言われ たりもしたんですが、「いやいやいいよ」なんて断っていたんですね。

それが3年前に急にFacebookにWWD JAPANというファッション誌の担当 者と名乗る人からメールがきまして。「カルティエから指名が入ったんですけど写真撮ってみませんか」と。

[黒田]
あ!見たことあります。

[ハル]
最初は新手の詐欺だと思って無視してたんですよね(笑)そんなことがあるは ずないと。

[黒田]
(笑)

[ハル]
そうしたら音楽会社のエイベックスの知り合いから連絡が来まして、WWDの人から繋いで欲しいって来たんですけど繋いでもいいですか?と。

そこでようやく、「あの話マジだったんだ」と理解しました。カルティエ から指名なんて入るわけないと思っていたんですがどうやら本当だったらしいぞと。

話を聞いてみると、Instagramで活躍する写真家の中でピックアップされて 写真を撮って欲しいと言われました。

当時カルティエから新商品が出てそれの撮影でしたね。博報堂のオフィスに打ち合わせに行くと候補の人たち がリストになっていて。

芸能人のリストだったんですけどヤバい名前がずらりと並んでいました(笑)「えー!?この人たちを撮るの!?」みたいな (笑)「そうです、撮ってみたい人いますか」と言われて。「え、選べるの!?」っていう(笑

[黒田]
いいですね!

[ハル]
こんな、指名制あるの!?ってなりました(笑)あぁ~…まぁ撮ってみたい人 …いますねぇみたいな(笑)当時、小松菜奈ちゃんを撮りたかったので小松菜奈ちゃん撮ってみたいですね、と言ったら本当に撮ることになって(笑)

[黒田]
そうそう、それをSNSで拝見したんです。

[ハル]
撮りたいですねと言った1ヶ月後に撮ることになりました。

カルティエの公式、WWDのアカウント関連と、特設ページかな、カルティ エ専用の特設ページみたいなものがありましてそこに掲載されました。

ついでによかったらWWDの表紙も撮りませんかって言われて市川紗椰さん を撮ったりとか、話の広がり方がすさまじかったです。

[黒田]
へー。すごいですね!

SNSの可能性を感じます。

[ハル]
そんなついでってあるのかなって思いつつ。

僕が撮ったのは小松菜奈ちゃんとシシドカフカさんですね。菜奈ちゃんは 辻堂海岸で強風でドン曇りの早朝から撮影し、カフカさんは水族館で撮影をしました。

閉館後に。これ人生で一番大変な撮影だったかも。

[黒田]
そうだったんですか。シシドさんは丁度先月撮影をしました。先に聞いておけばよかったな。

[ハル]
もう何年前だろう、多分シシドさんも覚えていないと思いますよ(笑)

[黒田]
どうでしょう。覚えているんじゃないですか。シシドさん工芸大出身だそ うですよ。こないだ自分も本人に聞いて驚いたんですけど。

自分がフィル ムで撮っていたら6×7ですかとか言われてびっくりしました。

[ハル]
知ってるんだ(笑)

[黒田]
驚きました。

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