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少年時代の夢を叶えたミュージカル界との出逢いと原体験

少年時代の夢を叶えたミュージカル界との出逢いと原体験

2019年11月29日

ミュージカル界のプリンスでありながら、映画にCM、ラジオに吹替え、と幅広く活動中。2020年1月には『ミラーボール ‘19』コンサートツアーが幕開けを迎える。ミュージカル界からエンターテインメントへと飛躍をとげた山崎育三郎さんに、原体験となるエピソードを訊ねた。

 

―最近は若者の間でもミュージカルのファンが増えているようですね。

嬉しいですよね。僕は12歳から29歳までミュージカルひと筋で来たのですが、周囲の反応を比べると、昔は少し「難しいもの」という印象を持たれていたのかもしれませんね。中学生の時、自己紹介で「将来ミュージカルスターになります」と宣言したのですが、ほとんど反応がありませんでしたから(笑)。

 

―最近はテレビ番組などでも大活躍ですね。

子ども時代の夢はひとまず叶ったので、30代に突入するのを機に、育ててくれたこの世界にご恩返ししたいという想いがありまして。ドラマ出演は、最初の出演作が幸運にも高視聴率を獲得したこともあってか、バラエティや音楽番組にも広くお声掛けいただけるようになりました。新たに劇場に足を運んでくださる方も増えて、距離が近づいているという手応えを感じます。

 

―プロデューサーにあのヒャダインさんを迎えてこの7月に発表されたカバーアルバム『ミラーボール‘19』も大好評ですね。来年1月にはライブツアーも始まりますが、意気込みをお聞かせください。

アルバムでは、1950年代から90年代までの名曲をミラーボールミュージックにアレンジしましたが、コンサートでは2000年から現代までの曲も揃えました。どの世代にもお楽しみいただける選曲で、ミュージカル風のストーリー性を大切にした演出を考えていまして。俳優仲間も協力してくれますし、弾き語りから芝居やタップダンスまで「これぞ山崎育三郎エンターテインメント」と呼べる公演にしたいですね。2020年の幕開けの時期でもありますから、最高のスタートにしたいです。

 

俳優・歌手 山崎育三郎 さん

1986年1月18日生まれ、A型、東京都出身。「モーツァルト!」主演モーツァルト役で2010年第36回菊田一夫演劇賞を受賞。舞台俳優から、活動の幅を広げ2015年「下町ロケット」TBS系ドラマで一躍注目を浴び、数多くのドラマやテレビ番組に出演。実写映画「美女と野獣」では、野獣の日本語吹き替え役として抜擢。2020年春には連続テレビ小説「エール」への出演をひかえ、益々の活躍が期待される。

―アルバムには名曲がズラリと並んでいますが、ズバリ、「最も山崎育三郎を表現する曲」は?

今回のアルバムに『フレンド・ライク・ミー』という曲を収録したのですが、1992年のアニメーション映画『アラジン』の挿入歌なんです。子どもの頃、クリスマスにサンタさんからを貰ったのをきっかけに、映画も好きになって。芝居から歌に入るスタイルに衝撃を受けて、何百回も観ました。僕を含めて、ジーニー役の山寺宏一さんの素晴らしい吹替えが印象に残っているという方が多いと思うのですが、「ミュージカル俳優として、複数のキャラを演じ分けながら歌ったらどうなるかな」と。結果、別物として十分にお楽しみいただける曲に仕上がったと自負しています。

 

 

―今にして思えば、これ以上ない素晴らしいプレゼントでしたね。印象深いクリスマスの思い出はありますか?

本当は「野球のグローブが欲しい」と伝えたはずなんですけど(笑)。結果、ミュージカル俳優としての道に進みました。それから、学生時代、留学先の米国で過ごしたクリスマスも忘れられません。ホストファミリー宅に大きなツリーがあって、その下にいろんなプレゼントが並べられていくんです。そのお宅の5歳と7歳の子がプレゼントを開けていく光景は、今も目に焼き付いています。今回のツアーも、そんなドキドキ感を皆様にお届けできればいいなと思っています。さまざまな世代の方が一緒に口ずさめるような曲をたくさん詰め込みましたので、ぜひ一度「生の育三郎」をご覧いただきたいですね。

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