2019年3月28日
[黒田]
にしてもしつこいですが、交流が盛んというのもありますが、純粋に写真が好きなんだなというのがすごく伝わります。仕事はブツ撮りが主軸ということなんでしょうけど、なんでも撮るし一緒にいてもいつもiPhoneで何か撮ってるじゃないですか。
[高井]
そりゃ本当に写真が好きだからだよ(笑)
[黒田]
仕事でもちろんバリバリやっていますけど、それ以外でも写真自体を楽しむという感じが全然なくなっていない感じがしますよね。
[高井]
そうだね。
小学校2年生ぐらいの時に昔のおもちゃの日光写真を初めて見て「なんでこんな風になるんだろう!」と思って大騒ぎをした当時の延長線で生きてきているから(笑)
[黒田]
なるほど(笑)
[高井]
そのままやっているだけの話。
[黒田]
それから60年近くそのままの気持ちなんですね。
[高井]
そうだよ。今でも遊んでいる。写真は光の遊びだから。
iPhoneでも撮影を行うのもそう。iPhoneでこんな色が出せるんだと楽しんでる(笑)
[黒田]
なるほど。そういうことなんですね。
[高井]
そうだね。だからカメラがどうのこうのよりもとにかく光で何かできるということがすごく面白い。だから機材好きというか、メカオタクでもない。ただ光で遊んできただけ。
[黒田]
なるほど。それはわかりやすいですね。その純粋な気持ちがずっと変わっていないわけですよね。
[高井]
純粋も何も好きだからそのままという感じ。
[黒田]
別に意識してないということですね。
[高井]
そういうこと。
だからお散歩の時でも気になったらすぐに写真を撮るようにしてる。
[黒田]
なるほど。
[高井]
別に撮りたいという目的ではなくて面白いので撮っているだけ。
[黒田]
明け方に上野に蓮を撮り行っているとか以前おっしゃっていましたよね。
[高井]
そうだね。愛する人に会いに行く感じ(笑) 今日はどうしているかって気になるんだよ。
[黒田]
蓮に会いに?(笑)
[高井]
そう、蓮に(笑)
[黒田]
次元が違いますね(笑)
[高井]
あいつが呼んでいるから行かなくてはという感じで目が覚めちゃう(笑)
[黒田]
突っ込みどころが多すぎて何も言えないです。ちなみに今も行っているんですか?
[高井]
今は冬なので蓮も咲いてないから行ってないけど、また夏になったら行くと思うよ。
[黒田]
なるほど。
[高井]
あとは紫陽花の季節に紫陽花にも会いに行く。
[黒田]
なるほど。やっぱり撮るのが楽しいという感じなんですね。
[高井]
ちょっと違うな。
別に撮るのが楽しいというわけでもなくて、おそらく何らかの発見があるからじゃないかな。きっと好奇心だけだよ。旅行に行くのも冒険心というよりは好奇心だね。
好奇心が僕の全ての出発点なんだよ。
[黒田]
先程の日光写真もそうですよね。
[高井]
そう。冒険心よりも好奇心。そこがおそらく冒険家になれなかった理由。
[黒田]
でも自転車は冒険だと思いますけどね。
[高井]
そうかな、普通だと思うけどね(笑)
[黒田]
この写真がさっきの上野の蓮ですか?
[高井]
そう、これが愛人(笑)
[黒田]
この方が(笑)
[高井]
この子たちに会いに行ってたの。
[黒田]
なるほど(笑)
[高井]
その前は会いに行ってたのはこっち。
[黒田]
紫陽花ですね。
[高井]
そう、愛人はいっぱいいるんだよ。
[黒田]
花を愛人にできるレベルになるには道が遠そうですね。ちなみに、これはなんですか?
[高井]
これは洋梨。今の時期だと椿だね。洋梨は美味しそうだなと思って撮ったの。時々はラブレターとか愛する人にこの写真を送ってあげたらどうなんだろうと思ってね(笑)
[黒田]
面白いですね。
[高井]
写真がある意味ラブレターになるの。
[黒田]
なるほど。それは深いですね。
[高井]
写真は愛 なんだよ。
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