2018年9月27日
フォトグラファーのためのオンライン写真コミュニティである 500px 。この時代に写真をはじめたフォトグラファーで、国内外にアンテナを張っている人であれば、おそらく知らない人はほとんどいないであろうという超巨大コミュニティですが、今回はその創始者である エフゲニー・トチェボタレフ氏 とヒーコ黒田明臣氏の対談をお送りします。何故、彼がいま日本にいるのかというのがもっとも素朴な疑問でしたが、500pxが生まれるまでの経緯からゆっくりと聞いていきたいと思います。3,500年ぶりに英語で会話をしたので、いつもとは一風変わった雰囲気でお届けいたします。(記事は翻訳されています。)
Index
●1 エフゲニー・トチェボタレフ×黒田明臣 対談「写真と生きてきたエフゲニー・トチェボタレフの半生」
○ 1.1 Flickr や Facebook よりも前に500pxは生まれた
○ 1.2 500pxの行方
○ 1.3 訪れる500pxの転機
○ 1.4 500pxでの主な取り組み
○ 1.5 500pxとの別れ
○ 1.6 スカイラムとの出会い
●2 プロフィール
○ 2.1 エフゲニー・トチェボタレフ
○ 2.2 クレジット
[黒田]
エフゲニー・トチェボタレフ氏は現在日本在住との情報を入手しまして、こうして対談が叶っているわけですが、英語で誰かと対談するときが来るとは思いませんでした。人生なにが起こるか本当にわからないですね。とにかく聞きたいことはたくさんあるんです、一体いくつ質問したいのか覚えていられないほどに。
今日はよろしくお願いいたします。
[エフゲニー]
よろしくお願いします。
なんでも聞いてください(笑)
[黒田]
ひとまずベーシックなところから聞いても良いでしょうか?
いったいあなたは何者なのか、とか、例えば、何処で生まれたのかとか。
[エフゲニー]
そうですね、どこから話したらいいのかな。まず、生まれと育ちはロシアのモスクワです。家族全員でカナダのトロントに引っ越したのは16歳の頃です。僕にとっても家族にとってもカナダでの生活は全てが新鮮でした。
[黒田]
ロシアからカナダへ!随分生活環境が変わったんじゃないかと思いますが。
いつ頃写真とは出会ったんですか?
[エフゲニー]
初めてカメラを買った18歳の頃ですね。その頃はありとあらゆるものを撮影していました。その1年後にはロシアのコネクションを使った写真のオンラインコミュニティをつくりました。19歳の頃です。
[黒田]
19歳でコミュニティを立ち上げたんですか!
500pxの前身と言えますね。
[エフゲニー]
当時はインターネットの回線も当然今より遅かったし、色々と大変でした(笑)
[黒田]
そうですよね(笑)
画像ひとつダウンロードするのにも時間がかかる時代にフォトコミュニティをやるなんて相当な苦労があったんじゃないですか。500pxという名前からも分かる通り、当時は500pxくらいの大きさだったわけですもんね。
[エフゲニー]
まさにその通りです(笑)
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2024年04月26日 発行
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