Arts & Cultureアート&カルチャー

⽇本⼀周の旅でもらった恩を、世界中に返したくて始めた旅【写真と生きる】

⽇本⼀周の旅でもらった恩を、世界中に返したくて始めた旅【写真と生きる】

2019年12月19日

写真は、⼈にきっかけを与えられるもの

[⿊⽥]
最後に。これは「写真と⽣きる」というテーマにも掛けて聞きたいのだけど、こんちゃんにとって写真とはなんですか?

[こんちゃん]
パッと思いついた答えは、⼈を幸せにするためのツール、もしくは何かのきっかけを⽣み出すものです。僕の写真は、そのふたつを考えて世に出しているので、きっとどちらかが正解ですね。

写真だけでなく、⽂章や動画も使って、5年間くらいずっと発信し続けているんです。⾃分の⼈⽣を伝えることって、誰かの⼈⽣を変えることだと思っています。そういう意味では⽂章もきっかけを⽣み出すものなんですが、僕にとって⼤きいのはやっぱり写真です。

例えば⼩さなことで⾔うと、「笑顔の写真を⾒てすごく笑顔になれました」だとか、⾵景の写真を⾒て「僕もここに⾏きたくて、この前⾏ってきました」だとか。今撮っている僕ら⼆⼈のセルフポートレートも、「セルフポートレートを真似してみました」とか、「真似してみたら、彼⽒がすごく喜んでくれました」とか。

[⿊⽥]
こんちゃんの場合、写真は世界とのコミュニケーションツールのひとつなんだろうね。旅先で出会った⼈にチェキを渡すこともそうだし、SNSはまだ⾒ぬ⼈とコミュニケーションをとるきっかけになっている。

誰かにいい作⽤を与えたい、っていう気持ちが⼀貫して伝わってきて、すごく素敵だと思います。だって、世界⼀周のきっかけも「⽇本でたくさんの⼈にお世話になったから」だもんね。特定の誰かに恩返しをするんじゃなくて、みんなにハッピーになってほしい。

そういう精神が、こんちゃんの写真に、こんちゃんらしさを⽣んでいる気がします。

では、引き続き、彼⼥との⽇本⼀周の旅を楽しんでください。今⽇はありがとう。

プロフィール

近藤⼤真(こんちゃん)
⼤学在学時に写真家になることを決意し、就職活動を放棄して⽇本中の笑顔を撮影するヒッチハイク⽇本⼀周の旅へ。旅中にたくさんの⼈に助けられて、⽣かされていく中で、⾃分のできる最⼤の恩返しが「笑顔の写真を撮ること」に気づき、⾃分の写真の意義を⾒つける。

⼤学卒業後「今度は⾃分から恩を送れるような旅がしたい」と思い、2016年8⽉から笑顔を撮ってチェキを贈る世界⼀周の旅へ。1年半・33カ国を巡り、2000枚以上のチェキを贈った旅が終わって、帰国後に⽇本4⼤都市で写真展「撮って笑って旅をして」を開催。総来場者数は5000⼈を超え、⾃分が⼀番驚いている。

現在、彼⼥と⽇本⼀周中!!

Youtube

<撮って笑って旅をして>
https://youtu.be/-siMIMzzTx8

書籍

<SMILE~美しすぎる⼈類図鑑~>
https://www.amazon.co.jp/dp/4479393080

<じゃ、また世界のどこかで。>
https://www.amazon.co.jp/dp/404602416X/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_6K16DbTX3KW5N


クレジット
制作 出張写真撮影・デザイン制作 ヒーコ  http://xico.photo/
カバー写真 黒田明臣
出演 近藤⼤真(こんちゃん)

Recent Newsトピックス

PAGE TOP

最近見た記事

  • 最近見た記事はありません。