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全曜日のパーソナリティに直撃!「あなたにとってのACTIONとは?」

全曜日のパーソナリティに直撃!「あなたにとってのACTIONとは?」

2019年7月26日 PR

ネガティブな性格だからこそ自分からのアプローチが欠かせない。

金曜パーソナリティ:武田 砂鉄さん

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|番組タイトルの『ACTION』ですが、この言葉からどんな印象を受けますか?

アクションって、英和辞典をひくと意味が10個近く出てくる単語なので、意味があるような、ないような(笑)。人によって理解の仕方が大きく変わる言葉ですから、結果的に個人個人で印象が違ってくる感じがいいですね。

|武田さんのご担当は、金曜ですね。

週末ですし、その週に起きたことを振り返ることができれば、と思いつつも、ただ振り返るだけでは「今さら」という感覚にもなりやすいので悩みどころですね。自分は日頃、社会問題についても多く書いているので、その週で話題になったこのニュースについてはじっくり話をさせて、と前のめりな感じでテーマを選べれば、と思っています。

|ご本業を考えると、話のネタも多そうですよね。

ライターという仕事柄、様々な立場の方々にインタビューする機会があります。その方の生き方をたずねる中で、「どのようにして今現在の場所に辿り着いたのでしょう」といった話になると、「えっ、どうしてだろう?」と首をひねる方が意外と多いんです。道を極めた人に話を聞いていると、「あの場所にゴールがあるなら、この道を進めば行き着けるはず」と事前にコースを設定してこなかった方が多い。

|意外ですね。そういう方々って、てっきり夢に向かって邁進してこられる人が多いのだろうと思ってました。

そういう話を聞くのが面白いんですよね。目指したいゴールはあったとしても「道なんてどうにかなるだろう」と考えていたか、あるいは何も考えていなかったか(笑)。そんな人が、結果的にゴールに辿り着いているような気がするんです。

|なるほど。武田さんご自身は、ポジティブな気持ちでゴールを目指すタイプですか?

いや、どちらかと言えばネガティブな考え方をする人間だと思います。ライターという仕事をしていると、この「ネガティブ」をどう使っていくかという問題に直面します。日々、これをどう使えばいいのか、思案しています。

|その行動だけ見ると、何だかポジティブですね。

そうなんですよね、矛盾したような表現になってしまうのですが(笑)。そんな自分をどう相手にぶつけるかを考え続けるわけです。

|でも、それも「行動」という言葉の範疇に入りますよね。

そうですね、入ると思います。番組名に寄せれば、そういうアクションを積み重ねてきた、ということになるのかもしれません。

1982年生まれ。東京都出身。フリーライター。書籍編集者の後、2014年より現職に。著書に「紋切型社会 言葉で固まる現代を解きほぐす」などがある。

|番組内で新たな発見はありましたか?

プレゼント企画をした時に、ほかの曜日との差別化を意識して「ハガキで応募してください」とお願いしたら、予想以上にたくさん届いたんです。自分も学生時代にハガキでリクエストをしていたので、現物で受け取る側になると、皆さんの熱量が感じられて、嬉しかったですね。

|メール時代にハガキとは、敢えてハードルを高くしたわけですね。

「わざわざやってみる」のがテーマの番組ですから、ハガキで応募、というハードルを超えて届いたそれぞれの声が嬉しかったですね。「砂鉄さんの声しか知らないけど、似顔絵描いてみました」みたいのもあって。

|非効率なことって、楽しいですよね(笑)。

そうですね(笑)。テレビでも新聞でも、最近は「贅肉をそぎ落とそう。わかりやすくしよう」という傾向にありますが、ラジオは無駄とされる部分をじっくり拾って堪能できる面白さがあります。ハガキに書かれていた何かを起点とした雑談を始められるのって、他のメディアではできないことですからね。

|なるほど。確かに、ラジオは面白い性質のメディアですよね。

便利か不便かで言えば、不便だと思うんです。必要な情報にすぐアクセスできるわけじゃないので。でも、今、これだけ世の中が便利になりすぎて、「余白」や「余計な部分」がなくなって息苦しさを感じる人も多いはず。必要ないかもしれない情報が、誰かの一日の流れと交差していく感覚。それが、ラジオの面白さだと思います。

|なんだか天職といった感じですね。ラジオのお仕事は、もともと目指していたのですか?

こうしてラジオ番組のパーソナリティを担当するとは、まったく考えていませんでした。子どもの頃からラジオは好きでしたが、この数年、TBSラジオのいろいろな番組に出させてもらうなかでお声掛けいただきました。なんで自分が、と思いつつも、「こうすればこうなる」ではなく、目の前のことをやって、あとでそれが道になっていればいいなと思っています。

|いま、世の中には「無欲化」という風潮も見え隠れしますよね。武田さんはどう捉えておられますか?

たとえば、車なんていらない、と思っている人がいます。現代の都市生活で所有しなくていいと考えている人って、あくまでこれまでの価値観と違うというだけの話だけ。「無欲」というわけではないと思います。時代に合った「新しい欲」が出てくるはずです。

|新しい欲、ですか。

はい。たとえば、「出世したくない」「転勤したくない」というのも、欲です。それを消極的だ、妥協だ、と思うのではなく、自分が欲する行動に素直に動いているのだから積極的で創造的、と考えればいいのではないかなと思います。

|そういう方々に、ラジオというメディアは最適かもしれませんね。

そうですね。「時代をアップデートしたい!」的な人にはラジオは不向きなのかもしれませんが、即座に結果を出すというより、話すほうも聞くほうも、時間をかけて、幅や深みにアプローチしていくメディアなのだと思います。でも、「最適なこと」ばかりやっている人に、ラジオのような無駄な要素や情報が入るのもいいはず。既存の欲に向かって「アクション」を起こして、ひっくり返したいって思っている人にも、ラジオはおすすめだと思います。

TBSラジオ「ACTION」

月〜金 15:30 – 17:30

よりワクワクする明日がくるように。より楽しい日々が過ごせるように。 この番組は、パーソナリティ、ゲスト、スポンサー、リスナーたちが「やってみた/やってみたい」という様々な「ACTION」を持ち寄り、呼びかけ、連鎖していくプラットフォーム。 なんでも受け身じゃつまらない!「やってみたい」を「やってみる」情報エンタテインメントプログラムです。

番組公式サイト: https://www.tbsradio.jp/action/
番組公式Twitter : @action_tbs

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