2024年12月24日 PR
平成元年、上皇陛下と香淳皇后により、皇室に代々受け継がれた美術品が国へと寄贈された。これを機に、平成5年11月、その保存と研究・公開を目的とする「宮内庁三の丸尚蔵館」が皇居東御苑内に開館。令和元年に新館の建設が始まり、30年を迎えた令和5年には管理・運営が宮内庁から独立行政法人国立文化財機構へと移管され「皇居三の丸尚蔵館」と改称。現在は一部がオープンしており、令和8年に全館開館を予定している。
収蔵品は日本を中心とする東洋の美術工芸品のほか幅広い時代・地域・分野の品々も含まれ、いずれもそれぞれの時代を代表する名品揃い。年明け1月4日から前後期制で開催される『瑞祥のかたち』と題された展覧会では、これら同館が収蔵する品のうち46件が出品される。
新しい年の到来を喜び、人生の節目に幸福を願う気持ちは、古くからさまざまな造形に託されてきた。古代中国で不老不死の仙人が住むと考えられた蓬莱山は、日本では吉祥図として描かれ、長寿を象徴する鶴と亀が添えられた島台などの縁起物などでもお馴染みだ。また、同じく古代中国で尊ばれた鳳凰は、わが国では古くより高貴さの象徴として絵画や工芸に取り込まれている。
本展では、めでたいことの訪れを告げるこれら「瑞祥(ずいしょう)」の造形美について、国宝を含む皇室ゆかりの貴重な美術品の数々で味わう。なお、会期中は、下記の通り研究員によるギャラリートークや閉館後の特別鑑賞会の開催も予定されているので、どうぞお見逃しなく。
独立行政法人国立文化財機構 皇居三の丸尚蔵館
東京都千代田区千代田1-8 皇居東御苑内
TEL.050-5541-8600
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2025年08月29日 発行
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