2023年8月30日 PR
泉ガーデンと言えば、再開発著しい東京都心を象徴する存在のひとつ。地下鉄南北線の六本木一丁目駅から徒歩3分、泉ガーデンタワーや泉ガーデンレジデンスなど高層建築物が並ぶ足元に、まるでオアシスのように佇むアートスポットがある。
京都・鹿ヶ谷と東京・六本木の2館を展開する泉屋博古館は、国宝2件、重文19件、重要美術品60件を含む約3500件の美術品を所蔵するミュージアムだ。住友家第15代当主・住友吉左衞門友純が明治中頃から大正時代にかけて蒐集した通称「住友コレクション」の保存・研究・公開を目的とした施設で、中国古代青銅器をはじめ中国・日本書画、西洋絵画、近代陶磁器、茶道具、文房具、さらには能面・能装束など収蔵品は多岐に及ぶ。2002年に当初は分館として住友家の麻布別邸跡地に開館した泉屋博古館東京は、2年がかりの改装を経て昨春にリニューアルオープン。現在は、年4〜5回の企画展・特別展を開催している。
この9月2日から『楽しい隠遁生活-文人たちのマインドフルネス』が開幕予定。超高速の情報に晒されて疲れ気味の現代人だが、忙しない俗世を離れての隠遁生活を願ったのは昔の人々も同様。この企画展では、清廉で自由な人生を希求する「自娯遊戯」の精神について、山水画・風景画や中国の隠者たちの姿を描いた絵画作品などを通して先人たちのマインドフルネスを俯瞰するものだ。
芸術体験で癒されたら、コーヒー器具の百年企業「HARIO」直営のカフェへ。スペシャリティコーヒーが絶品なので、ぜひご賞味を。
企画展 楽しい隠遁生活 -文人たちのマインドフルネス
●会期/2023年9月2日(土)〜10月15日(日)
●会場/泉屋博古館東京
●休館日/月曜日、9月19日(火)、10月10日(火)※9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開館
●開館時間/11:00 〜18:00(入館は17:30まで)※金曜日は19:00まで開館(入館は18:30まで)
●入館料/一般1,000円、高大生600円、中学生以下無料※20名以上は団体割引料金(一般800円、高大生500円)※障がい者手帳ご呈示の方は無料
泉屋博古館東京
東京都港区六本木1-5-1
TEL.050-5541-8600
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2025年01月31日 発行
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