2020年3月26日 PR
労働安全衛生法で企業に義務づけられている健康診断の実施。年に一度は受診するのが当然の時代となったが、健康診断には「がん」の検査が含まれないのが気になるところ。早期発見への意識が高まる昨今は、検査の範囲がより広い人間ドックの受診も常識となってきた。
ドックとは、もともと船の修理や建造用の施設を指すとのこと。次の航海に備え、完全な状態を目指して点検・修理を行うための場所といったところだろうか。多忙な日常を送るミドルエイジは、身体のメンテナンスが不可欠な世代。まして2人に1人ががんに罹患しているという統計を見れば、人間ドックを受けない理由は見当たらない。
健康志向の昨今は、一度の検査で広範囲を調べることができるPET/CT検査も身近になった。そこで今回は、都心の医療施設『四谷メディカルキューブ』で健診センター長を務める安田聖栄理事長にお話を聞いた。
|まず、最近のがん治療の現状についてお聞かせください。
現在、がんは1〜2㎝ほどの比較的早い段階で発見できれば、完治が期待できるのが一般的です。PET/CT検査をはじめ、CTやMRIなどを活用した総合的な画像診断が普及していますので、早期発見もしやすくなってきたと言えます。 |定期的にがん検診を受けた方がよいというのも、まさに早期発見のためなんですね。 その通りです。社会復帰を果たすには、早期に発見し、適切な治療を受けることが重要です。
|PET/CT検査とはどのようなものですか。
PET検査は「細胞の代謝」を画像化するもので、CT検査では「臓器の形」を画像化します。それぞれ異なる検査が一度にできるため、PET/CT検査と呼ばれているわけです。 |それぞれ別の検査の総称なんですね。 はい。一度の検査で実施できるので、身体の広い範囲を対象にがんを調べることができます。また、数多くの腫瘍について、1〜2㎝前後の大きさの段階で見つけることが可能ですので、その腫瘍が良性か悪性かを見極めることにも役立ちます。
|通常の検査で発見できないがんまで早期発見できるということでしょうか。
いいえ、PET/CT検査は万能ではありません。ひとくちにがんと言っても、見つけやすいものと見つけにくいものがあるので、内視鏡や腫瘍マーカーなども併用して調べることをお勧めしています。
|なるほど。ほかにはどのような特徴がありますか。
冠動脈硬化症や大動脈瘤、尿路結石など、時にはがん以外の病気を見つけることも可能です。撮影自体は20分ほどで、問診や撮影後の安静時間を入れても約3時間ほどと、あまり時間がかからない点も特徴に挙げることができます。また、最近は医療被ばくを気にされる方もいらっしゃいますが、低線量ですので問題はありません。
|PET/CT検査を考える際、どのような視点で受診施設を選べばよいでしょうか。
放射線科専門医や核医学認定医など、専門医が読影をしているか否かについては重要なポイントになるでしょう。また、より多くの患者さんの検査を担当した医師であるほど、より多様な疾患の発見を経験しているはずですし、症例の少ない疾患にも対処している可能性が高まります。したがって、医療機関をお探しの際は実績面、即ち検査件数が多い施設をお選びになると安心なのではないかと思います。
医療法人社団 あんしん会
四谷メディカルキューブ
東京都千代田区二番町7-7
https://www.mcube.jp/medical_checkup/
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2020年12月18日 発行
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