大京穴吹不動産＆大京リフォーム・デザインが「リノエージェントサロン」を開設

2018年10月25日 PR

これが、築54年の「中古」の実例

一昨年の春、5年ぶりの見直しとなった「住生活基本計画」の閣議決定によって、大きな注目を浴びることとなった住宅ストック分野。2025年にはリフォームと既存住宅流通の市場規模をほぼ倍増させるという計画の大胆さが話題になったが、その本質は「いますでに存在する住宅の質を高め、長く住み継ぐ」という大方針にある。都心を中心とした再開発や断熱技術などを巻き込んだサステナブル建築物等先導事業、そしていわゆる「空き家」問題まで、日本の住環境は、いま、大きな転換期にあると言えるかもしれない。

私たちの目線で言えば、最も身近なのはリフォーム＆リノベーションだ。いま住んでいる家を大掛かりに補修するだけでなく、中古住宅を取得してアレンジした上で住むというスタイルは、改修技術を背景に消費者主導で一般化したと言ってよい。こうした需要の変化に伴い、提供側でのサービスの体系化も大きく進歩している。

現代のリノベーション技術を「実例」で知る場所

大京穴吹不動産と大京リフォーム・デザインの2社は、共同プロジェクトとして「リノエージェントサロン」を開設した。リフォーム及びリノベーションを前提とした中古不動産の仲介を行う拠点として機能するもので、「自分の想いを住空間に反映したい」という住宅取得層を積極的にサポートする役割を果たす。両社が得意分野のノウハウを出し合うことでワンストップサービスが実現可能となるとのことなので、消費者側のメリットは想像以上に大きそうだ。

リノベーション物件に住むまでには、さまざまなハードルがある。物件探しもさることながら、「何ができるのか」「どこまでできるのか」を想定しにくい点は、展示場文化が根付いた新築物件の取得環境と比較すると不利と言わざるを得ない。リノエージェントサロンは、これを体感的に実現するものだ。

第1号となる原宿のサロンでは、「非日常的空間を楽しむ個性派向け」というコンセプトでリノベーション例を体験することができる。イタリアンモダンを基調とした内装仕様で、上質感が強調されている。新築物件のモデルルームとは違って「この仕様になる」というわけではなく、多様なライフシーンのスタイルを相談する今後の判断基準となるので、いわゆる「住まいの夢」を具体的に描きやすいのが特徴だ。大京穴吹不動産の都心プレミアムマンション担当と、大京リフォーム・デザインのデザイナー担当によるダブル体制で応対してくれるので、疑問をその場で解決できる点も特筆しておきたい。

原宿「リノエージェントサロン」の内観。
ヴィンテージマンションを実際に再生した空間なのだが、
写真では「築50年超」なんて信じることさえできない…。

現在の東京都内はリノベーション候補の宝庫!?

同サロンによれば、現在、東京都内には約181万戸の分譲マンションがあるそうだ。しかも、そのうち約半数は、築20年を経過しているという。そのうちのひとつが、同サロンが「入居」する原宿のヴィンテージマンションだ。竣工は1964年、前回の東京五輪の年なので実に50年を超えている計算になるのだが、写真からそれを見抜ける人がいるのだろうか。

東京都心は、「リノベに適した物件の宝庫」。原宿のリノエージェントサロンなら、それを実感できるはずだ。