
2019年9月26日							PR
						
運転しているときにハンドルから伝わる、シートから伝わる、その情報量の多さをもろに感じることができる。まるで車と一体しているかのように。テンションが自然に上がる爽快感はスポーツタイプの車種の特権だが、これをアルファロメオはSUVでも体感できる。
ここまで繰り返してきた通り、アルファロメオの魅力の焦点は、デザインと走行性能にある。そのイメージゆえに、自動車ファンたちは反射的にクーペを、そうでなければジュリアのようなスポーツセダンを連想するわけだ。その走りへのこだわりは、ブランドとしての存在意義にまで昇華している。だからこそ、2016年に同社がリリースしたSUVには、誰もが驚いた。世界的にブームのカテゴリとは言え、最初の一報に触れた時は、やはり心配が先に立ったものだ。「走りの伝統を捨て去る気なのか?」
そんな杞憂は、ドイツ北西部のニュルブルクリンクサーキット北コースで、あっけなく露と消えた。各社がテストデータを競う中で、量産SUVのコースレコード※を更新。貫録の世界最速ラップは、レース創成期から自動車史を彩ってきた走りの技術とモチベーションが健在であることを満天下に示したのだ。
満を持して投入された『アルファロメオ ステルヴィオ』は、そんな記録とエピソードに彩られながらのデビューを果たした。昨年の発表以来、ある意味ではジュリア以上の話題性を携えることになった、アルファロメオの新機軸。続いては、こちらの車種を、駆け足でザックリと眺めることにしよう。
アルファ ロメオ ステルヴィオ
2.2 TURBO DIESEL Q4  6,350,000円(車両本体価格10月1日現在)
ステルヴィオは、ジュリアをベースに開発された同社初のSUVだ。FRレイアウトを採用する次世代アルファロメオ車の第2弾と考えればよいだろう。各メディアのレビューを覗いてみると、SUVながら「スポーツセダンをも凌ぐ操縦性」という評価も目立つようだ。その特殊性は、デザインからも見て取れる。
実車を前にすると、車体上部がクーペのように流麗なラインを描いている。走りへの期待が高まる一方、サイドビューはジュリアの彫刻的な陰影美が踏襲されている。せり上がり、落ち込み、広がる…というボリューム感は、「そう見える」だけではない。シートに座ってサイドミラーに目をやると、リアへと向かうふくよかな丸みが立体的に視認できるのだ。エンジン始動前の安全確認の時点で刺激される運転へのワクワク感、一般のSUVではなかなか得られない臨場感。外からは分からない魅力なので、ぜひ実際に乗り込んで欲しい。

さて、アクセルを踏んで街に繰り出そう。ジュリアで感じた「フィーリングの確かさ」や「ハンドルの軽やかさ」は、ほぼそのまま踏襲されているという印象だ。言葉にすると簡単に見えてしまうが、SUVのステルヴィオがスポーツサルーン並みの「愉しみ」を提供してくれるのは、ちょっとしたトピックと言えよう。
アルファ ロメオ ステルヴィオ
2.0TURBO Q4 “Monochrome Edition” 全国限定15台
曖昧な表現で恐縮だが、アルファロメオはもともと「五感で味わう」タイプのブランドだ。次ページでは試乗場所を紹介するので、ぜひ体感してほしい。
※2017年9月に、世界的に有名なレーシングコースのドイツのニュルブルクリンク北コース(1周約20.8㎞)で、量産SUVとして世界最速の7分51秒7の周回タイムをステルヴィオクアドリフォリオが樹立した。
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