Arts & Cultureアート&カルチャー

新年を寿ぐ、人間国宝・3つの舞台。

新年を寿ぐ、人間国宝・3つの舞台。

2023年11月23日 PR

お正月公演連続出演4年目となる今回は、大阪松竹座初となるコンサートを開催。

趣向もさまざまな公演に。玉三郎さんの魅力が凝縮。

来年101年目を迎える大阪松竹座。大切な節目の年の幕開け、1月に歌舞伎俳優の坂東玉三郎さんによる、趣が異なる3つの公演が行われる。皮切りは「初春お年玉公演」。お正月の口上に始まり、玉三郎さんの『黒髪』、『由縁(ゆかり)の月』という地唄舞が披露される。他にも、お正月らしい趣向で観客を楽しませてくれる演出を用意しているという。

また「はるのひととき」は、落語家の春風亭小朝さんとの共演という珍しい形の舞台。「小朝さんは若い時、僕の母親に踊りを習っていて、その頃から親交があるんですよ」と玉三郎さん。

今回の舞台は小朝さんが玉三郎さんの楽屋を訪ねた際、「一緒に越路吹雪物語をやりましょう」と誘ったことから実現したとか。小朝さんが軽妙に語る物語の合間に、玉三郎さんによる越路吹雪さんの歌が挿入されるという。この公演ではさらに小朝さんによる落語『芝浜』と、玉三郎さんによる地唄舞『雪』も堪能できる。

そして玉三郎さんが歌手としてステージに立つのが大阪松竹座初となるコンサート「星に願いを」。「歌は、音楽に乗ったセリフだと僕は思っています」とおっしゃる玉三郎さん。ピアノ、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスの生演奏の中、星にまつわる曲を中心にしたセットリストを情感たっぷりに歌い上げる。

なおこれらの公演は、いずれもチケット料金を4段階とし、低価格でこれまで大阪松竹座を訪れたことがない方を含め、幅広いお客様に楽しんでいただくことを目的としているとか。

大正時代、新しい時代の舞台芸術の実演と映画上映を兼ね備えるスタイルの劇場を目指し誕生した大阪松竹座。玉三郎さんにその印象をお聞きすると、「あの時代、西欧の文化を取り入れた劇場をミナミに作られたということに感動しますね。戦時中の大阪大空襲にも耐え、阪神大震災では工事中にも関わらず倒壊せずに残った奇跡的な運命を持つ劇場。創業者の方の想いが今も感じられます」。

歴史ある劇場の記念すべき年を彩る、人間国宝・坂東玉三郎さんの舞台。新年の始まりにぜひ楽しんでみては。

「坂東玉三郎 初春お年玉公演」

2024年1月3日(水)~14日(日)
各回14時開演/休演:9日(火)
S席…10,000円/A席…5,000円/B席…3,000円/C席…1,500円
12月7日(木)10時  予約受付開始

「坂東玉三郎 はるのひととき」

2024年1月18日(木)~20日(土)
各日14時開演
一等席…12,000円/二等席…7,000円/三等席…4,000円/ 四等席…2,000円
発売中

「坂東玉三郎コンサート 星に願いを」

2024年1月26日(金)~28日(日)
各日14時開演
一等席…12,000円/二等席…7,000円/三等席…4,000円/ 四等席…2,000円
発売中

大阪松竹座


TEL: 06-6214-2211 TEL: 06-6214-2211 https://www.shochiku.co.jp

〒542-0071 大阪市中央区道頓堀1-9-19
Osaka Metro なんば駅15B出口徒歩約1分

ご予約はチケットホン松竹・チケットWeb松竹
TEL/0570-000-489 TEL/06-6530-0333
24時間受付/前売り初日は午前10時から

Recent Newsトピックス

PAGE TOP

最近見た記事

  • 最近見た記事はありません。