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がんに新たな選択肢。大阪で保険適用の陽子線。

がんに新たな選択肢。大阪で保険適用の陽子線。

2020年7月30日 PR

されど前立腺がん
まずは泌尿器科医に相談を

日本人の2人に1人はかかるといわれている「がん」。中でも中高年男性の罹患数が非常に多いのが「前立腺がん」である。実はこのがん、いわゆる10年生存率が高いため少々甘く見られる傾向にある。しかし、進行すると骨などに転移し、痛みが出たり、移動がつらくなったり、日常生活の質が著しく下がることがわかっている。一方で、「見つけやすい」がんであるのも特徴。健康診断などで採血した際、腫瘍マーカー(PSA)検査を加えるだけで罹患の可能性がわかる。しかも早期に発見すると、外来通院の治療で治療成績も良好だ。

そんな前立腺がんの標準治療の中でも、X線治療や手術とならび保険適用で受けられるのが「陽子線治療」。陽子線とは聞きなれない言葉だが、X線と同じ放射線治療だ。ただし、X線は皮膚に近いところで最も放射線量が高いため、腫瘍周辺の正常な組織への無駄な被ばくが多いという弱点がある。ところが陽子線は放射線量が弱い状態で皮膚から入り、腫瘍の深さで最大になるため、無駄な被ばくを半減できる。治療は1日1時間で照射は数分のみ。通院期間は約1ヵ月間の平日毎日。前立腺がんでは保険診療が適用されるので、費用面の負担も少ない。

前立腺がんに特化した
大阪唯一の陽子線治療施設

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大阪初、かつ唯一の陽子線治療施設である大阪陽子線クリニック。市内でもアクセスのいい、通いやすい立地にある。こちらでは前立腺がんに特化した体制が整えられ、専属スタッフが常に付き添い、エビデンスに基づいた機器と理論による高度な陽子線治療が受けられる。その方法とは、まず金で作られたマーカーを3か所に留置した上でCTと放射線治療専用のMRIを併用。マーカーによって両画像をズレなく照合することで、正確な位置を把握する。照射技術は「外部照射の完成形」といわれるスキャニング法を採用し、腫瘍のある部分だけを狙い撃ち。なお、放射線治療は毎日同じ部位に照射し続けることが大事なのだが、日々体内で微妙な位置の変化や機械の誤差が生じる。これに対応するため、変化に強いロバスト法という計画手法や、モンテカルロ法というより現実に即した計算法を採用。さらに前立腺と直腸の間にゲルを留置することで、副作用の「直腸出血」も予防できるようになっている。入院やホルモン治療などが必要になった場合は、系列グループの大阪暁明館病院の泌尿器科との連携で対応する。

また同クリニックでは、陽子線治療だけでなくX線や手術による治療が選択肢にあるのもありがたい。X線治療のためには高精度の治療装置「トモセラピー」を用意。手術の場合、前立腺がんは狭い範囲にあるため人間の手では難しいのだが、系列グループの大阪中央病院でロボット「ダ・ヴィンチ」による手術も選択できる。いずれも客観的視点で病状に応じた治療選択を提示してくれるから安心だ。

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※メイン写真:大阪陽線クリニック 山本道法 院長


医療法人伯鳳会 大阪陽子線クリニック

大阪府大阪市此花区春日出中1-27-9
お問い合わせ…TEL/06-6462-1123(9:00〜17:00)
診療時間/9:00〜18:00(予約制)
休診日/土・日・祝
https://www.hakuho.or.jp/opc/


 

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