2018年9月27日 PR
豊かな音楽を楽しむ時も、ゆっくりとワインを揺らす時も。「リラックスの現場」には、常に座り心地のよい椅子が付き物だ。私たちは好みで選び、満足して座っているのだが、ここで質問。それは、本当に心地よい椅子なのか…?
そう訊かれたら「特に問題はない」と答えるかもしれないが、本当にリラックスできる「場所」を見つけるのは、実は意外に難しいのだそうだ。仮に楽だと感じても、身体に負担がかかっている場合も少なくないとか。
痛みがなく、呼吸しやすく、動きやすい。そんな「居場所」を、約20年にわたって研究してき
た女性がいる。身体の自由が利かない高齢者や、身体や心に障がいを持つ人々など、実に1万人
以上に及ぶ「姿勢」の問題を解決してきた専門家、野村寿子氏だ。
南青山の「ピントシーティングデザイン」は、野村氏が手がけたシーティングデザインブランドのみを取り扱う専門店だ。
シーティングデザインという言葉は聞き馴染みがないかも知れないが、ぜひここで覚えてしまおう。適切に活動できる姿勢をつくることをポジショニングと呼ぶが、シーティングはこれを座った状態で行うことを指す。よって、シーティングデザインとは、それを持続的に可能にする椅子の接触面のデザインを意味するということになる。
野村氏は、もともと作業療法士という肩書きを持つ。歩く、座る、動かすなどの基本的な動作を支援する理学療法士に対し、作業療法士は運動機能とともに精神面までアシストする。
まずは社会生活で適応できるように作業能力の回復を目指し、ゆくゆくは本格的な社会復帰へ…と、心の面でも支えるのが特徴だ。
野村氏は、所属する「ピーエーエス」で福祉・介護用具、特にオーダーメイドの椅子の開発に携わってきた技術者でもある。自身も慢性疲労症候群という疾患を抱えていた氏は、シーティングデザインを続けるうちに、座り心地が生活の質を大きく変えることを知る。
頭の重み、関節の動きと骨の角度、筋肉の緊張と皮膚の温度、肋骨の動きと呼吸の関係。あらゆる要素を考慮した上で、その人のためだけに椅子の接触面を造るうちに、はたと気付いたという。「障がいの有無に関わらず、身体は基本的に同じなのだ」と。
ならば、いま開発している椅子は、障がいを抱える人だけでなく、一般の人々にも役立つのではないか。こうして、ひとつのブレイクスルーが生まれたのだ。
「人の身体は頭部が重い」「骨盤の位置をたださなければ」「筋肉がストレスを感じない姿勢とは」。ひとりの椅子を造る際の疑問や課題は、すべてがシーティングデザインの根拠となる。 これを実践するのが、ピントシーティングデザイン。椅子の本来の姿とも言える完全オーダーメ イドを採用した「自分だけの椅子」だ。
本サイト・佐原編集長も体験!
根拠に基づく最適な形状を作り上げるためのデモ型取りを体験。野村氏によれば、編集長の身体は「筋肉が常に頑張っている。緊張状態が続いていて、固くなっている」とのこと。採型後は、全身が寛いでいるような感覚とか。「凄いよ、これ。こんな椅子に毎日座れたら、集中力も高ま るだろうなあ」とは、編集長の弁。
同ブランドの椅子は、採型と呼ばれる重要な手順を踏む。座位保持装置を活用し、「最もニュートラルな状態にある時の身体」を割り出して、シーティングデザインへと落とし込むのだ。無意識下で身体を調整しようとする動きまで考慮したデータを得たら、削り出したウレタンフォームで仮合わせを行い、OKなら手削りで仕上げていく。世の中に名品は数あれど、自分自身の身体とクセの詳細なデータから割り出した座り心地に勝る市販品は、果たして存在するのだろうか…
独自の発想と技術、年間約300件をこなすという経験値、そして介護・福祉の視点からの知見。すべてを駆使して造るオーダーメイドの椅子は、南青山の店舗で購入することができる。今回は、WEB読者のために、採型体験の機会をプレゼントしてくれることになった。本物のリラクゼーションを求める方は、ぜひ予約を。
ピントシーティングデザイン 南青山店
東京都港区南青山6-1-24 南青 6124 Bldg. 1F
TEL.03-6450-5366
営業時間/11:00〜19:00 水曜休
https://pinto-seatingdesign.com
株式会社ピーエーエス
https://www.pas21.com/
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2024年02月23日 発行
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