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日本が誇る有力繊維メーカーが集結した、完全Made in Japanの「ミライのコート」が凄い

日本が誇る有力繊維メーカーが集結した、完全Made in Japanの「ミライのコート」が凄い

2022年11月29日 PR

世界的に素材事業を展開する東レグループが今年の4月に本格始動させた期待の新プロジェクト「MOONRAKERS」が勢いを増してきた。グループ傘下のアパレル事業会社であるディプロモード株式会社が主導し、関係各社や国内の有力繊維メーカーらの協力を得ながら「未来のファッション」の創造を目指すプロジェクトで、本誌では第1弾となる革新的な先端素材を活用したTシャツを紹介した。今回は、東レグループが独自開発した新素材「キマイラ スキン」を使用したコートだ。

ディプロモード_サブ2

高度な機能性を備えながらB5の袋にすっぽり入る薄さ

新たに開発された「キマイラ スキン」は、いわゆる「ヴィーガンレザー」の一種となる。

動物性のモノを使用することなくレザーのテイストを再現した素材だが、樹脂を使わない特殊製法により、これまでの合成皮革とは一線を画す長期使用が可能に。気に入ったものを長く使うサステナブル時代にマッチする新製品だ。

レザーのコートと言えば、まずあの重さが頭に浮かぶ方も多いだろう。天然レザーは1㎏を優に超えることが多く、気軽に着こなせるとは言いがたい面があった。人工的にレザー繊維構造を再現した「キマイラ スキン」は、コート1着で約500gと極端なほどの軽量化を実現。しかも、生地はわずか0.3㎜という薄さで、付属のB5サイズの収納袋にすっぽり入るというのだから驚きだ。

ここまで薄いと機能は大丈夫かと心配になるが、寒風を防ぐ防風性や、雨天に対応した撥水性までバッチリ。日本が誇る素材メーカーの最先端技術がいかに進んだものであるかを見る思いだ。

ディプロモード_サブ1

東レ独自の複合紡糸技術「NANODESIGNの超極細でありながらバイコンポーネント構造を持つ、世界でもほかに類を見ない希少な特殊ポリエステルを使用。生地にした時も0.3mmという薄さだが、撥水性もこの通り。同じ「ポリエステル100%」の表示でも、贅沢さがまるで違うわけだ。

合繊とは思えない味わいは協力企業が実力を発揮

もうひとつの特徴が、ビンテージレザー調の味わいを再現した高品位なムラだ。極薄の合成繊維とは思えないほど豊かな表情を持つ自然な質感は、実は地方の老舗企業の優れた技術が存分に活かされている。

染色は、石川県能美市に本社を置く小松マテーレ株式会社が担当。豊かな風合いが得られる「製品染め」という技術が使われているのだが、合繊素材で対応できるのは世界でも数社のみとか。今回は、熟練技術者が1枚1枚手作業で染める特例的な手法が導入されている。縫製は、自衛隊装備品などエクスストリームな環境を想定した製品を手がける秋田県由利本荘市の廣瀬産業株式会社。こちらも、通常は接着させる芯地を浮かすという手間のかかるこだわりに対し、高度な縫製技術を提供している。

デザインは、シンプルかつベーシックなラグラン袖のステンカラーを採用。フロント部分は比翼仕立て(隠しボタン)仕様で、カラーバリエーションも豊富に用意されている。これからのシーズンはもちろんだが、春や秋には薄手のインナーの上に軽く羽織れるので、3シーズンを通して使えるのも嬉しい。

最新の先端技術と、長く地域を支える老舗企業の職人技が見事にクロスオーバーする「完全メイドインジャパン」による「キマイラ スキン」コート。地下鉄「三越前」駅より徒歩2分のショールームでは、下記のプレゼントも用意されているので、ぜひ店頭で手に取ってみよう。

>>MOONRAKERS公式HPはこちらから

MOONRAKERS 東京日本橋ショールーム
東京都中央区日本橋室町1-13-4 室一ビル1F
※店舗へのお問い合わせは右のWEBサイトの【CONTACT】よりメールにて。
営業時間/12:00〜18:00
月〜水曜休 (年内は12月25日まで営業)

ディプロモード株式会社
東京都中央区日本橋本町3-1-1 日本橋TIビル3階
TEL.03-6665-0823
https://toray-tdm.co.jp/

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