2020年10月29日 PR
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、街から人影が消えた2020年。政府の緊急事態宣言が解けて5か月ほどが経過したが、東京都心部もまだまだ「本調子」とはいかないのが現状だ。
「自粛疲れ」から「新しい生活様式」へのシフトは受け入れても、「豊かな外食文化を楽しみたい」という欲求が衰えたわけではなく、むしろ加速する気分の今日この頃。というわけで、ちょっとした贅沢を味わいに赤坂サカスへ。エリアの象徴でもある「赤坂Bizタワー」地下1階~地上2階のショップス&ダイニングは食がメインの商業施設フロアで、多様なお国柄の個性的な飲食店が、安心・安全を最優先に営業中だ。
今回は、同ビル内をグルッと歩き、本サイト独断のおすすめ店舗をピックアップ。マスクと手指の消毒に気をつけつつ、そろそろ世界中から賞賛を集める「食の都TOKYO」へと戻りたいものだ。
東京の「遊」を演出する、ラグジュアリーなパブリックステージ。P.C.A.こと『パブ カーディナル アカサカ』は、本場のレストランで修行を積んだシェフの多種多様な小皿料理=タパスが評判のスパニッシュイタリアン。ソムリエ厳選のワインや熟練のバーテンダーの手によるカクテルとともにリーズナブルな価格で楽しめるほか、毎週金曜にはDJが来店し心地よいサウンドで食事を演出してくれる。
店内は、落ちついた雰囲気のラウンジテーブルのほか、スタイリッシュなバルテーブル、2種類のカウンター席、さらにはこの季節に座ってみたいテラス席も用意。晴れた午後のランチから特別な日のディナーまで、オールマイティに使えるのが嬉しい。お気軽タパスセットから飲み放題付きのグルメコースまでプランも豊富で、さらには歓送迎会などの貸し切りニーズにも柔軟に対応してくれる。
イチ推しは、TOP写真の特製パエジャ(パエリア)。2種類の海老と香味野菜から2時間かけて取る濃厚な出汁で炊き上げた看板メニューで、歯応えのある胚芽米との相性バツグンの逸品だ。
ガストロダイニング&バー
TEL.03-5545-7767
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世界的なブームの到来を受けて、また新たなステージに昇りつめた感のある日本料理。中でも「和牛」のステイタスは、ブランド牛の定義への認知拡大も手伝い、さらなる洗練の極みへと達している。
赤坂なら、この店は外せない。都内で4店舗を運営する『ざくろ』は、本物の霜降り黒毛和牛をしゃぶしゃぶ&すき焼で味わえる専門店。民芸調で落ち着いた雰囲気のインテリアの中、旬の素材を駆使した正統派の日本料理は、外国人顧客のエスコートにも重宝しそうだ。
いずれのメニューでも厳選和牛の素晴らしさを堪能できるのだが、敢えて本サイトからの推薦メニューをひとつ。この店の胡麻ダレはオリジナルとのことで、独特のピリッと来る辛味がクセになる味わいなので、特に偵察がてらの初回来店時はしゃぶしゃぶがおすすめだ。また、好きな料理を3品選べる和定食、牛ロースの「バタ焼き」や豚の生姜焼き、牛丼や親子丼も用意されたランチメニューも特筆しておきたい充実度だ。
もちろん個室も完備。会食や接待にも最適なので、まずは下見から。
日本料理 しゃぶしゃぶ
TEL.03-3582-6841
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世界に名だたる中国料理、その四大系統の中でも「最も身体にやさしい」との呼び声が高い広東料理。『広東名菜 赤坂璃宮』は、スパイスや油をさりげなく控えたフカヒレや焼き物、海鮮料理の数々を、より穏やかな味わいで堪能できるチャイニーズレストランだ。芳醇にして軽やかな世界観は銀座店を担当するオーナーシェフの譚彦彬氏によるもので、赤坂本店は長男の譚澤明氏が料理長を務める。
店内は、クラシカルで落ち着いた雰囲気の2階と、陽光差し込む明るく開放的なダイニングの3階から成る2フロア構成。伝統とモダンが融合する大人好みの空間術が展開されており、個性と趣の異なる4つの個室を完備。生涯記憶に残る家族の記念日から、ビジネスの成否を分ける超重要商談まで、適した空間を使い分けることができるのも一流店の証だ。
一番人気は1万5000円の師傅特選コースだが、干し鮑や姿ふかひれなどの高級乾貨を中心に料理長が見事な腕をふるうコース料理は、どれを選んでも間違いなし。季節によって内容が変わるので、まずはWEBで確認を。
中国料理
TEL.03-5570-9323
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2025年05月30日 発行
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