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子どもを伸ばす、自分も伸びる。「くもんの先生」になる喜び

子どもを伸ばす、自分も伸びる。「くもんの先生」になる喜び

2018年7月5日 PR

子育て経験をそのまま活かせる「くもんの先生」の魅力とは。

書店に出かけると、様々な教育に関する書籍が溢れ返る昨今だが、昔も今も、これほど多くの人々に受け入れられたものは珍しいだろう。街角で見かける、ブルーの地色と「KUMON」の5文字。住宅地で育った方なら、子どもの頃にきっと近所で看板やポスターを見たことがおありのはずだ。

今やCMでもおなじみのKUMONだが、実はひと組の親子の愛情から生まれた学習法なのだ。

父が我が子のために考えた愛情のこもった自習法

会社が設立されて今年で60周年を迎えたKUMON。そのはじめの一歩となったのは、高校で数学教師を務めていた公文公(くもん・とおる)氏が愛息の勉強用のためにルーズリーフに作成した、手作りの計算問題に端を発する。

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計算力が足りない生徒や、そのために数学そのものができなくなっている高校生を多く見てきた公文氏は、計算力を高めることに内容を絞った自習教材を作った。我が子が「自習」で毎日、無理なく続けられること、着実に学習効果を上げていけること。これが問題作成の基本方針である。数学教師の父親が我が子の将来のために愛情を込めて自作した「自学自習形式」の教材を、その後、近所の子どもたちに学習させたところ、例外なく算数がよくできるようになった。公文氏は、この学習効果が絶大であることを確信した。我が子の学習を始めたその4年後に独自の学習指導法「公文式」を擁する事務局を開設し、日本全国津々浦々へと普及が始まった。現在では、日本全国に約1万6200教室(※)が展開されており、各種学校や児童福祉・就労支援施設、一般企業などでも多数導入されているほか、世界50の国と地域にも広がっている。我々が子どもだった当時以上にグローバルな成功を収めている。
(※教室数は、2018年3月現在)

すべての人の可能性を引き出す卓越した教育メソッド

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KUMONがここまで愛されるようになったのは、まず、その教育理念だ。「個々の人間に与えられている可能性を発見し、その能力を最大限に伸ばすことにより健全にして有能な人材の育成をはかる」——すべての子どもたちが有している可能性を大切にして、その子の「自分で学びたい」という自然な欲求を守りながら、潜在能力を最大限に伸ばす。詰め込み式ではなく、自発性を含めた子どもの成長への願いが前面に押し出されているのは、もともと「親の愛情」から生まれた指導法なればこそと言えるだろう。

実際、公文式教室に子どもを通わせる親たちは、多くが「本当に伸びると実感した」と口を揃える。彼らが口コミで広め続けたからこそ、KUMONは全国的に知られる存在となったのだ。

自力で学ぶ子どもたちを温かい目で見守る仕事

KUMONの教室を住宅地で多く見かけた理由は、「くもんの先生」の大半が子育て中、あるいは子育て経験を持つ主婦で、必然的に自宅やその周辺で開設する人が多かったからだ。現在は復職・転職やセカンドキャリアとして教室を開設するケースも増えており、テナントやアパートを教室会場として借りるなど、スタイルも多様化しているという。

くもんの先生は、一人ひとりの生徒の力に合わせた教材や宿題を選び、生徒が提出した宿題を次の教室日までに採点する。教室での学習の様子や、宿題の解答内容を確認しながら、必要に応じてヒントやアドバイスを与え、子ども自身が正解へと行き着くように導くのが主な仕事だ。つまり、勉強を教えると言うよりも、「自分で学ぶ子どもたちを支援する」ことに主眼が置かれているのだ。

指導の経験がない人でも無理なく教室を運営できるのは、長年にわたって磨かれた生徒指導や教室運営に関するノウハウがあってこそだ。マニュアルやサポート制度の充実は大きな特徴で、各地域ごとに置かれたサポート担当者が教室運営を一緒に「並走」してくれる。それを象徴するのが、KUMONのロゴの「O」の部分にあしらわれている「シンキング・フェイス」だ。学び、考える子どもたちの顔を連想するが、これは同時に、彼らを見守りながら自身も新たなキャリアを日々積み上げているくもんの先生の顔であり、さらにそれを支える同社のスタッフの顔にも見える。

ロゴと言えば、もうひとつ話題がある。60周年を記念するロゴのデザインには、「世界への広がり」と「学びの進化・深化」「グローバルな知恵の還流」という3つの想いを込めたという。

KUMONはすでに世代を越えて親しまれているが、「どうしたらこの子をもっと伸ばせるか」という想いは、世界中の親に共通する願いであり、悩みでもある。60周年のロゴは、時代も国境も越えてさらに広く、深くノウハウを届けるという同社の決意表明でもあるのだ。

>>次ページ 「くもんの先生」19年目の安斎理子先生が語るそのやりがいとは?!

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