2023年11月6日 PR
一般的に百年以上前に発行された金属製の貨幣を指し、世界中にコアな収集家を抱えるアンティークコインの世界。時の権力者の肖像を象った欧州の金貨・銀貨から日本の大判・小判まで、その総数は数十万種にも及ぶとされる。図柄には各国の歴史や文化が色濃く反映されており、かつ現存の数以上に増えることがないため、高い芸術性と稀少性を兼ね備えたコインとの出会いは特別な感動に包まれる。美しさを愛でるだけでなく、史実の裏付けによる知的な愉しみに溢れる点も、コインのコレクションならではの醍醐味だ。
同時に、市場からの評価が集中するレアコインは、古美術と同様に高い資産性を生む。米英のコイン商らがまとめる相場データによれば、過去20年間で見ても一貫して右肩上がりを描いている。リーマンショックなど世界経済が大打撃を受けた時期にも堅調を維持していたことから、信頼性がさらに向上。このコロナ禍では不安定さを味わっただけに、今や世界中のビリオネアたちが分散投資のポートフォリオに組み込んでいるのだ。
1枚で数百万円、数千万円の価値を持つレアコインは、時代の激動の中でも逸失することなく存在し続け、また二度と作られることがない。だからこそ子へ、孫へと受け継ぐ価値のある資産として、万国共通で認められているわけだ。
このところの需要増から扱う店舗は増えているが、アンティークコインの購入は当然ながら信用第一が鉄則だ。銀座5丁目の『銀座コイン』は、超が付く激戦区で55年もの業歴を誇る老舗貨幣商。国内のアンティークコインの認知拡大にも一役買った人気テレビ番組『開運!なんでも鑑定団』の貨幣鑑定士としても知られる竹内俊夫氏が会長を務める銀座の名店だ。
同店によると、アンティークコインの価値を決めるポイントは、主に3つ。発行枚数と現存枚数のバランスから決められる稀少性、傷や磨耗などの状態から判断したグレード、そして知名度やデザインの美しさなどによる市場人気だ。現存する枚数が少なく、保存状態が良く、そして需要が高ければ現在価格も将来価値も自ずと高まる。このうちグレードについては、アメリカの鑑定企業を中心にコンディション判定や保証の文化が確立されている点にも注目したい。コインの真贋の鑑定はもちろん、摩耗や傷などの判断基準まで明文化されているので、安心して取り引きに臨める。
固定客を多数抱える同店では、東京・帝国ホテルで独自のオークションを開催中だ。次回で実に35回目を数える年に一度のイベントで、今年の開催日は11月18日(土)。10月30日(月)からは、オンラインでの事前入札も始まる。今回も、写真の「ウナ&ライオン」や日本の大判など注目の品が目白押しだが、後者はほぼ全時代の大判が出品されるとのことなので楽しみだ。
開催まで少し間があるので、店舗に出かけて予習しておくのもよいだろう。店頭では、竹内俊夫氏ご本人と3人のご子息をはじめベテランスタッフが対応してくれるので、ぜひ話を聞いてみたい。
株式会社銀座コイン
東京都中央区銀座5-1 銀座ファイブ1階
TEL.03-3573-1960
営業時間/11:00〜18:30 無休
E-Mail/ ginza-co@ginzacoins.co.jp
https://ginzacoins.co.jp/
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2023年11月24日 発行
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