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映画にドラマ、舞台と精力的に活動を続ける俳優の高橋一生。明日公開の主演映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』への意気込みとは

映画にドラマ、舞台と精力的に活動を続ける俳優の高橋一生。明日公開の主演映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』への意気込みとは

2023年5月25日

映画にドラマ、舞台と精力的に活動を続ける俳優の高橋一生さん。明日公開の主演映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は、シリーズで累計の発行部数が1億2千万部を誇る荒木飛呂彦さんの大人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフ作品で、2020年にドラマ化された『岸辺露伴は動かない』のスタッフが集結した劇場長編作品。テレビドラマの大好評を受けての続投ということで、今日を楽しみに待った方も多いだろう。

「黒い絵」に宿る謎、美の殿堂に隠された暗部、そして自らの知られざる過去。芸術とエンタメが融合する極上のサスペンスとの前評判も高い本作だが、「特殊能力を持つ漫画家」を演じるご本人から見る魅力とは。今月のテーマ『大人の芸術』に合わせて、作品の舞台となったルーヴル美術館での撮影体験の話題とともにお話をうかがった。

|『岸辺露伴は動かない』は、2020年から3年連続で年末の特集ドラマとして放送されました。大ヒット漫画のスピンオフの実写化で、主役の露伴も独特のキャラクターで人気を博していますが、オファーを受けた時の感想はいかがでしたか

素直に嬉しかったです。「え、露伴役ですか!」と大喜びだったのですが、すぐに我に返ることになりました。よく考えてみたら、この役が自分に務まるのか、と。

|ということは、漫画も読んでおられたのですね。

はい、もともと原作のファンなんです。世界観が大好きなので、反対に「意識し過ぎないように」と自分に言い聞かせながら演じました。

|ドラマが大好評でしたが、映画へと発展することは想定されていましたか。

第1期を撮影していた時からキャスト、スタッフの方々の熱量がすごかったので、「映画化されれば面白いだろうな」とは思っていました。ドラマから映画へという流れは、とても理想的ですし。

|今回はルーヴル美術館での撮影ということで、特別なご体験だったのでは。

はい。すべて「本物」を使用するわけですから、やはり説得力が違うなと感じました。私自身も、これまでにも増して役づくりに没入できたという手応えがありました。

|今回の映画化では、キャストの皆さんだけでなく、スタッフの方々の多くもテレビドラマからの続投とか。

これまでのドラマチームが再結集して撮影に臨みましたので、安心してお芝居をすることができました。信頼し合えるチームで、その結束力の高さは完成した映像にも滲み出ていると思いますので、ぜひご注目いただければと思います。

|ところで、高橋さんご自身も、2018年にルーヴル美術館展のオフィシャルサポーターを務めておられますね。絵画はお好きなのですか?

はい。20代の頃はよく美術館に通いました。今回、改めてルーヴル美術館に接する機会をいただけたわけですが、やはり素晴らしい体験でした。

|特にお好きな絵などはありますか?

たとえば、暗殺事件を描いた絵など。照明がない時代なら蝋燭の灯で見たのだろうか、だとしたら絵の迫力も事件に対するインパクトも今とは全然違うだろうな…と想像すると、絵画の力が目の前に現れるような気がします。

|では、映画の内容については劇場で実際にご覧いただくとして、本誌読者の皆さんに向けて「芸術の魅力」などをお聞かせください。

芸術作品は、目の前にして初めて分かることがたくさんあります。SNSで情報を共有するのも楽しいのですが、実物が発散する「圧」もまた芸術の力だと思います。本物と対峙して発見を得る体験は他では得がたい歓びですので、それを感じ取る力を大事にしていきたいです。

2023年5月26日(金)ロードショー
特集2305_サブ
>>映画 「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」公式HPはこちらから

 


 

高橋 一生さん

1980年12月9日生まれ、東京都出身。映画、ドラマ、舞台など幅広く活躍。
舞台「天保十二年のシェイクスピア」(20)で第45回菊田一夫演劇賞、NODA・MAP「フェイクスピア」(21)で第29回読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞。近年の主な出演作に『ロマンスドール』(20)、『スパイの妻』(20)、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(21)、『シン・ウルトラマン』(22/声の出演)、大河ドラマ「おんな城主 直虎」(17/NHK)、「雪国 -SNOW COUNTRY-」(22/BSプレミアム)、「岸辺露伴は動かない」(20-22/NHK)、「6秒間の軌跡 ~花火師・望月星太郎の憂鬱」(23/EX)、舞台「2020(ニーゼロニーゼロ)」(22)など。NODA・MAP第26回公演「兎、波を走る」(6月17日~7月30日 東京芸術劇場プレイハウス、8月大阪・博多)への出演を控えている。

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