2018年7月26日 PR
永遠の愛の誓い、結婚指輪。何気なく身に付けているが、よく考えると「片時も身から離さない」アイテムと言えば、これくらいのものだろう。装飾用のアクセサリーやジュエリーとは違い、仕事中も、料理中も、就寝中も身に付けるリング。外す・外さないのスタイルは人それぞれでも、靴や腕時計さえ比較にならないほどの時間をともに過ごしている点は変わらない。
欧州を代表するジュエリー各社もマリッジ/ブライダル/エンゲージリングのラインナップは充実させているが、それらの名門を押しのけて、世界の恋人たちの候補リストのトップに書かれる企業がある。今年で周年を迎える「フラー・ジャコー」は、結婚指輪・婚約指輪を専門とするスイスの老舗ブランド。その歴史は、1858年のジュネーブに生まれた小さな宝飾店から始まった。
店主の名はジャン・ジャック・アルベンツ、職業はゴールドスミス(貴金属細工師)。しばらくしてライン河を望むシャフハウゼンに構えたアトリエ付きの宝飾店で本格的に事業を始め、ゆっくりと時間をかけて金属工芸の技術を極めた。その探究は160年後の今も続き、現在では世界最高峰との呼び声も高い。
シャフハウゼンは中世以来、宝飾の街として栄えてきた。あの雄大な風景からは意外に思えるが、実はスイスは日本と同様に資源に乏しく、こうした手工業で国力を伸ばしてきた国なのだ。高級機械式腕時計があまりに
も有名だが、歴史的に貴金属の加工技術に優れていたため、その本拠のひとつであった同地にも有能なクラフトマンたちが集まっていたのだ。
アルベンツは、開店後1年で10人もの職人を抱えるほどの成功を収める。その美学と品質は一族の古い友人フリッツ・フラーが引き継ぐ。彼は1943年にルシェンヌ・ジャコーという女性と結婚。後に世界に轟くことになるフラー・ジャコーの名は、実は、フリッツとルシェンヌという1組のカップルの名をそのまま取ったものなのだ。
フラー・ジャコーのアトリエ、1920~30年代に撮ったものらしい。
職人の技術と精神は当時から何代にもわたり受け継がれている。
親方から弟子への技術の伝承が行われていた中世とは異なり、現在のスイスにおける伝統技術は国家試験と企業のアトリエで守られている。学校と企業でのインターンシップ合わせて4年間にわたる訓練を経て国家試験に合格すると、有名な「ゴールドスミス」という称号が授与される。フラー・ジャコーのアトリエは、数十年に渡って
技術を磨いてきたゴールドスミスたちの「王国」のようなものだ。同社の製品は、全工程において多数の職人が関わる。シリアルナンバーによって職人を特定できるほどのトレーサビリティは、「生涯の品」を造る者の責任であり、誇りであることをそのまま表している。
密度が高く変形しづらい鍛造素材を用い、さらに着け心地にもこだわったペアリング、パートナーリングは世界的に有名だが、狙い目は周年リングだ。結婚当時は経済的事情が許さなくても、いわゆる「錫婚式」をはじめとする記念日にセミオーダー。そんなスタイルも、世界中に散らばるフラー・ジャコーファンたちの定番だ。もちろん、もっとライトに「結婚指輪の買い替え」として好きなデザインを反映するのも、近年のトレンドになっているという。
日本国内でも入手可能だったが、現在は銀座通り口交差点すぐの場所にできた初の直営店「フラー・ジャコー ブティック」が便利。人気のブライダルアイテムに加え、男性用、女性用ともオリジナルコレクションも充実しているので、ぜひ夫婦で。
フラー・ジャコー ブティック
東京都中央区銀座1-8-21 清光堂ビル1F ※銀座通り口交差点すぐ
TEL.03-6228-7006 営業時間/11:30~19:30(休前日 11:30~20:00)
http://www.furrer-jacot.co.jp/boutique/
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2025年06月27日 発行
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