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新生活を機に「裸眼の自分」を取り戻す。ICL治療という選択。

新生活を機に「裸眼の自分」を取り戻す。ICL治療という選択。

2021年4月24日 PR

「見え方の質」が大きく変わる。ICL治療で手に入れるリアルな視界。
2人の専門ドクターが解説する「ICL=眼内コンタクトレンズ」の利点

二人

新時代の視力矯正法として注目を浴びるICL治療。手術で裸眼時の視力を取り戻すと聞くとレーシック手術を思い浮かべるが、何がどう違うのか。そこで、ICL認定医である大内雅之先生大島佑介先生にインタビュー。ICL治療の概要や実績、素朴な疑問や実際に治療を受けた患者の感想なども含めてお話をうかがった。

大島佑介(おおしま・ゆうすけ) おおしま眼科クリニック 院長(大阪府) 大阪大学医学部卒業。京都大学再生医科学研究所(国内留学)。大阪大学大学院医学系研究科にて医学博士を取得。大阪大学医学部眼科学教室・眼科講師、西葛西井上眼科病院副院長を歴任。その間、国際学会で数々の手術ライブや講演で高い評価を受け、2014年高槻市に「おおしま眼科クリニック」を開設。2015年医療法人聖佑会グループ理事長就任。現在大阪府下に3つのクリニックを統括。眼内コンタクトレンズ(ICL)手術や多焦点白内障手術を含め、年間約2,500例の日帰り手術を執刀。日本眼科学会認定眼科専門医。米国網膜専門医学会日本代表、中国南開大学医学部客員教授、京都府立医科大学眼科非常勤講師。

–最近はメディアでも見かけるようになったICL治療ですが、実際に治療件数も増えてきていると聞いております。まさに新時代の治療法という趣ですが、実際にどんな方々がICL治療を受けておられるのですか?

大内:まず「マスクを着けていると曇って見えない」「手入れが面倒」など、メガネやコンタクトレンズの使い勝手でお困りの方が多いですね。そのほか、たとえば子育て中の方なら夜中にミルクを与えるたびにメガネを探すのは大変ですし、耳が不自由な方がコンタクトレンズをなくすとあらゆる情報から遮断されることになりますから、意外に深刻な話でもあるんですよ。

大島:強度近視でのメガネ装用は想像以上に視界が狭まりますし、コンタクトレンズでは刺激によるドライアイやアレルギー性結膜炎にお悩みの方も少なくありません。また、乱視が強いとソフトコンタクトレンズによる矯正効果が限定的になりますので、見え方そのものへのご不満もよく耳にしますね。

–なるほど。では、昨今のコロナ禍の影響として、治療現場では何かお気付きのことはありますか?

大内:パソコンやスマホの画面と向き合う時間が長くなり、瞼やピントを合わせる筋肉に負荷をかけている方は確実に増えていると思います。病院で視力を検査した際の数字以上に、日常の実用視力が低下している可能性もあります。

大島:特に学生さんの場合、ただでさえWEBサイトや配信動画を見る時間が長くなりがちな上に、リモート授業も始まりましたからね。長時間の画面作業でまばたきが減少し、日常的に眼精疲労をお感じの方も多いはずです。

–そこで今回お話していただくICL治療ですが、これはどんな治療法なのでしょうか。

大内:ICLとは、インプランタブルコンタクトレンズの略称です。日本語で眼内コンタクトレンズという名前の通り、一般のコンタクトレンズと同じ働きをするものを目の中に入れて視力を矯正する治療法です。

大島:眼内というきれいな環境の中に挿入するので、レンズを洗うなど日々のお手入れの必要はなく、長期間安心して使用することができるという大きなメリットがあります。その代わり、自分の視力に合ったレンズが必要となるので、事前の検査がとても重要になるわけです。

–近視手術と聞くとレーシック手術を思い浮かべますが。

大内:レーシック手術は目の表面の角膜をレーザーで削り、形状を変えることで視力を矯正しますので、まったく違いますね。レーシック手術は強度の近視や乱視には適用できない場合があるのですが、それ以前に角膜の形状が変わってしまいますので、場合によっては将来の白内障の手術に支障を来すことも、よくあります。

大島:レーシックは一度手術をすると角膜形状を元に戻せませんが、ICL治療の場合、眼内に入れたレンズを取り外せば、眼を元に戻せることが大きな特徴となります。また、ICL治療はレーシックと違い、術後にドライアイを引き起こしにくいことも大きな利点と言えるでしょう。

–どんな方に向いているのでしょうか。

大島:検査で手術可能と分かった方なら基本的にはどなたにもお勧めできますが、例えば、コンタクトレンズを長時間しづらい夜間勤務の多い看護師や消防士、警察官などの専門職の方には特に適しているのではないかと思います。もちろん、長時間のPC作業が多いオフィスワーカーの方も。

大内:女性の場合は化粧や服装との兼ね合いでメガネを着けにくいと仰る方もおられますね。男性の場合はドライブやゴルフ、水泳、ダイビングといった趣味をお持ちの場合に、つけ外しが煩わしいコンタクトレンズや視界が不安定になりやすいメガネから解放されたいという声をよく聞きます。

大島:特に、近視の非常に強い方は裸眼では日常生活どころか、歩くことすらままならないので、地震などの自然災害などで眼鏡やコンタクトレンズが壊れてしまったり、無くしたりすると、自力で避難することすら厳しいと危機感を感じて、ICL治療を希望して来院します。最近は、「万一の事態」のことを重視する方がとても多いようです。

大内:コンタクトレンズは受診の必要は永遠に続くので、費用も積み重なりますしね。ICL治療は初期コストがかかりますが、コンタクトレンズのトータルコストほどではありません。レーシック手術との比較では、角膜形状変化による光のロスがない分見え方のシャープさが違いますね。

–ICL治療を受ける方の年齢層はいかがですか?

大内雅之(おおうち・まさゆき) 大内雅之アイクリニック 院長(京都府) 東京慈恵会医科大学卒業後、京都府立医科大学眼科学教室に入局。公立南丹病院眼科医長、京都府立医科大学大学院、同大学客員講師を経て、2018年大内雅之アイクリニック開設。 「担当医の顔が見える医療、術前から術後まで執刀医による一貫した診療」にこだわる。特に眼内レンズ手術に関して、関西では突出した講演、論文実績があり、指導的立場で臨床にあたる。国内・海外での受賞歴多数。日本眼科学会認定眼科専門医。北海道大学非常勤講師、東京医科歯科大学特命教授、日本眼科手術学会 理事、日本眼内レンズ屈折手術学会 理事、日本眼科手術学会白内障部門プログラム委員。

大島:現在のところは25〜35歳くらいの社会人の方が目立ちますね。中でも医師や看護師、美容師、消防士といった専門職の方が少なくありません。一般的なオフィスワーカーや銀行マンの方などでは45歳前後まで幅広い年齢層でニーズがあるようです。また、25歳以下の若い年齢層では大学生や大学院生の方が多いように感じます。男女比は2:3くらいの比率で女性がやや多い印象ですね。

大内:当院でも傾向は同様ですね。研究職の方も多くて、職業意識の高い方が20代前半の早い時期に自己投資として手術を受けるケースも見られますが、一方で、意外に中年の方も結構いらっしゃいます。将来の老眼鏡より、今の遠用メガネで活動性を下げたくないからでしょう。

–学生も多いというのは少し意外ですね。

大内:卒業する直前に来院される方が多いですね。社会に出る準備として親御さんがサポートして下さっているようです。

大島:特に医学生の場合は、職業的に将来の当直勤務のことまで考えて決断された方もおられました。また、一時帰国中の海外留学生の方で、海外でのコンタクトレンズ処方や入手の煩わしさを危惧して、コロナ禍で日本にいる間に日本人医師に手術して欲しいという相談もありました。

–ところで、お二方は「認定医」というお立場ですよね。ICL治療には資格が必要なのですか?

大島:はい、ICL認定医の資格が必須となります。これはICL治療の手術に対する技術的評価をクリアした眼科専門医だけが認定を受けられるため、治療の信頼性や安全性が高いと言えます。実際に手術は目の中の狭い空間での非常にきめ細かな作業となりますので、内眼手術に熟練の眼科医でなければならないと、個人的にも執刀医師の認定制度の重要性を感じています。

大内:レーザーを使用するレーシック手術は認定医でなくともできますが、ICL治療は人間の手でしかアプローチできませんからね。認定を受けた眼科専門医のみが手術を行う点も、レーシックとの大きな違いです。

–なるほど。手術にかかる時間はどのくらいですか?

大島:両眼で15〜20分ぐらいですかね。ただし事前の適応検査が本当に重要で、ICL治療をご希望でも目の形状によっては稀に適応できないケースもあります。

大内:術後2日目からは通常の生活に戻ることができますよ。術後の経過は翌日、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後に見せていただきますが、点眼は最初の1ヶ月だけで、以降はメンテナンスフリーになります。

–術前術後で特に注意しなければならないことは?

大内:副作用や合併症についてよく聞かれますが、リスクがゼロとは言いませんが、ICL治療は合併症が極めて少ない治療法と言えます。もちろん、その、極めて低いリスクも避けるために、メガネやコンタクトレンズを選ぶのもひとつのご判断となりますので、じっくりご検討いただきたいですね。

大島:手術である以上、リスクは決してゼロではありませんが、ICL治療に精通した認定医による手術ではリスクは限りなく少ないと思います。やはりICL治療によってくっきりとした裸眼視力を取り戻せることは何ものにも代えがたいものがありますからね。勇気を出して踏み出そうとする方々のために、私たち認定医は常にベストを尽くしています。

–実際に手術を受けた方々のご感想は?

大内:やはり視界がクリアになったと驚く方が多いです。ご家族やご友人に勧める方も多いことが満足度を表しているのではないでしょうか。

大島:当院でもそのような紹介は多いですね。また、ICL治療を受けた方の術後の感激を目の当たりにしたスタッフが、自分の子供や親族にICL治療を勧めて、実際に手術に至った例もございます。気になる方は、認定医にご相談になってはいかがでしょうか。

–本日はありがとうございました。

Biz Life Style Pick up
レーシックより歴史が長く安全性も確立された治療法
”眼内コンタクトレンズ(ICL)”
  • 1.点眼薬で麻酔後、角膜の縁を約3mm切開します。
  • 2.切開創からレンズを眼内に挿入します。
  • 3.レンズを虹彩と水晶体の間に配置されるように調整します。レンズは目の中で自然になじみ、近視を治療します。(レンズは虹彩の下に配置されるので肉眼では見えません。)

 

取材にご協力いただいたクリニック様
>>「おおしま眼科クリニック (大阪府)」の情報はこちら
>>「大内雅之アイクリニック(京都府)」の情報はこちら

 

 

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