
2025年3月28日 PR
世界的な日本ブームの中、さまざまな製品やサービスが外国人から注目を浴びる昨今。海外市場で人気を集めるアパレル企業も増えてきたが、実はひと足先に世界進出を果たしたジャパンブランドがある。それは、生地だ。
「遠州織物」をご存じだろうか。現在の浜松市など静岡県の西部にあたる遠州は、江戸時代から綿織物の産地として栄えた地域。近代以降はブロード・ローン生地といった世界屈指の高級アパレル生地の産地として繊維業界ではよく知られてきたのだが、現在、日本国内ではほとんど見かけない。遠州織物に詳しい浜松市のアパレルブランド「HUIS(ハウス)」の松下昌樹代表によれば、実は世界的なメゾンブランドが半ば独占的に採用しているというのだ。


遠州織物の特徴は、貴重な昔ながらの日本の織機(しょっき)を扱っていることにある。遠州の機屋は、労力を惜しまない。近年の生地生産はコンピュータ制御の風圧や水圧で緯糸(よこいと)を運ぶ超高速型の織機が大半だが、遠州の機屋では旧式の「シャトル織機」を今も使用。低速で立体的に織り上げることから最新鋭機の5〜10%ほどの生産量しかない極めて非効率的な機械だが、その一方、職人の緻密な手作業により細番手の高級糸を使って高密度な生地を織ることができる。生産性の低さから、生地値は一般的な生地とは比べものにならないほど高価格であるが、柔らかく凹凸感が豊かでふっくらとした特別な風合いを持つ。まさにメイドインジャパンたるこの品質が、欧米のハイブランドが採用する理由であるわけだ。一方で、こうしたメゾンは生地の仕入れ先を徹底的に隠してきた。
昨年で10周年を迎えたHUIS(ハウス)は、この遠州織物から生まれたアパレルブランドだ。業界では世界的に評価されているにも関わらず、一般消費者には地元ですら認知度が低い遠州織物の素晴らしさを広く知らしめたい、本来日本人の誇りであるはずの生地を日本人が愉しめる環境を作りたいという松下代表の熱意を源泉に生まれた。高価な遠州織物を使いながらもできるかぎり手に届きやすい価格に抑えるため、製造や販売の現場でも多方面で企業努力を展開。機屋から直接生地を仕入れるルートを確立することで中間コストを削減し、販路をオンラインストア中心とすることで実店舗の家賃・人件費などのコストを徹底的に抑制。また、毎シーズンすべての商品を売り切る「消化率100%」の経営を継続している。
同社の商品について、松下代表は「一度袖を通してもらえれば、生地の素晴らしさを直感的にお分かりいただけるはず」と断言する。ファンたちが『HUIS沼にハマる』と表現するその着心地は他にはない極上の風合いで、毎シーズンリリースされる商品はいずれも数日で完売していく。近年の人気の高まりを受け、人件費をかけずに商品を体感できるショールームを全国6か所に展開。また、百貨店を中心に全国で期間限定のポップアップイベントを開くなど、価格に転嫁しないというポリシーを守りながらユーザーが手に取れる環境づくりを始めている。



東京都内では、渋谷・丸の内・立川でショールームを運営中。ポップアップイベントの出店予定は下記の通りなので、ぜひお出かけを。
株式会社HUIS(ハウス)
静岡県浜松市中央区神ケ谷町1182-2
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