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ルイ13世がファレル・ウィリアムスとコラボした意図

ルイ13世がファレル・ウィリアムスとコラボした意図

2018年1月25日 PR

フランスの最高級コニャックブランド「ルイ13世」と、アメリカが誇る音楽プロデューサー/アーティストのファレル・ウィリアムスがコラボレーション!この写真にもある通り、何と100年がかりのプロジェクトというのだが、これはどういうことなのか。本ページでは、世界を揺るがしたこのプロジェクトの詳細についてご紹介しよう。

ルイ13世&ファレル・ウィリアムス、2117年の世界に贈るコラボ曲を発表。

先月12日、フランスのパリ近郊で「ワン・プラネット・サミット」が開催された。フランスが国連および世界銀行と共催した首脳級会合で、2年前に採択された「パリ協定」に対し、国際社会が一致して決意を表明した構図だ。
地球温暖化に対して各国が国政レベルで取り組む姿勢を改めて示したのは素晴らしいことで、投資も世界的に拡大傾向にあるなら喜ばしくもある。それでも、世界各地の農園や漁場、森林から届き続ける悲鳴を聞けば、危機感は募るばかりだ。
身のまわりに環境性能を謳う製品が増えたこともあって、ともすれば「対策はそれなりに進んでいるようだ」と油断してしまいそうな昨今。だが、それは単なる錯覚に過ぎず、政策だけでクリアできる問題でもない。そもそも、このまま温暖化が続くと、何が起こるのか。そんな疑問に分かりやすく答えるイベントが、昨年の11月13日に開催された。

世界中の音楽ファンが驚いた「絶対に聴けない」新曲の発表

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中国は上海で行われたそのイベントでは、コニャックの名品「ルイ13世」と、『ハッピー』の世界的な大ヒットも記憶に新しいヒップホップ系の超大物プロデューサー/アーティストのファレル・ウィリアムス氏によるコラボレーション曲『100 Years:The Song We’ll Only Hear If We Care』が発表された。100名のみが招待されたシークレットイベントで、会場では一度だけ披露されたのだが、誰もが耳を疑ったのは、そのリリース予定日だ。
一般の音楽ファンが聴けるのは、何と2117年。これは誤字ではなく、本当に「100年後」にリリースされるというのだ。

グラミー賞を実に7度も獲得しているリヴィングレジェンドであるウィリアムス氏だけに、彼の新譜なら何としても聴きたいと願うファンは世界中にいる。なのに、私たちが生きている間は発売されないことが確定している…。さぞ肩を落としているだろうと思いきや、両者の意図が伝わると大きな喝采へと変わった。

このままでは水没する…環境への危機感がコラボの発端

意外な組み合わせだが、今回のコラボには、両者共通の環境意識が下地にある。ルイ13世を手がける「レミーコアントロー」グループは、もともと環境保全に熱心な企業だ。減農薬ワインの生産や、蒸留などの生産プロセスでのグリーンエネルギーの使用、樽材となる樹木の植林活動、パッケージ素材のエコ化、そして製品出荷のスマートシステム化…と、その実績は枚挙に暇がない。
ルイ13世の生産には、フランスのコニャック地方に広がる特級畑で収穫された極めて良質なユニ・ブラン(白葡萄)だけが使用されている。温暖化によって海面が上昇し続けると100年後には陸地の一部が水没すると言われているが、やがてこの特別な畑も水没の危機に晒されるかもしれない。こうした「身に迫る危機」をリアルに感じているからこそ、同社は1世紀先を見据えたエコロジー活動を推進しているのだ。
一方、ウィリアムス氏にもさまざまな環境保護活動に従事してきたキャリアがある。2015年には元アメリカ副大統領アル・ゴア氏と協力して「ライブ・アース」コンサートを実現。また、同年のCOP21(気候変動枠組条約締約国会議)開催中には、若い世代にグリーン雇用機会を提供するよう世界の指導者に訴えるなど、積極的な活動を繰り広げている。

そんな両者が互いに共感することで実現した、まさに「世紀のコラボ企画」。ウィリアムス氏のファンたちは、彼らの意識の高さに万雷の拍手を送ったのだ。

水に浸かると溶けてしまう粘土製のレコード盤

さて、この注目の新曲は、イベントでの披露の後、完全に封印された。コニャック地方特有の石灰質の土を原料とする粘土で特別に製作されたレコードに記録され、100年後まで決して解錠できない現代最高峰レベルのセキュリティを備えた金庫に収められたという。ルイ13世のセラーの中で静かな眠りについたのだが、この特殊金庫はあえて水に弱く造られている。レコードも粘土製なので、「地球温暖化が進めば、曲そのものが失われてしまう」ことになるわけだ。

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それにしても100年後とは気が遠くなりそうだが、レミーコアントローにとっては日常風景の範囲内だったりする。1874年から今日まで人類史の祝賀シーンのアイコンと化し、今も「究極のコニャック」の名声を欲しいままにするルイ13世は、常に「1世紀の時」をかけているからだ。

プロジェクトの成否は私たち一人ひとりの行動次第

コニャックとは、フランスのコニャック市周辺で生産されるブランデーのみを指す。ルイ13世は、特級畑で育った葡萄を原料にした約1200種にも及ぶ「オード・ヴィー(命の水=原酒)」から造られる。最終的なブレンド内容を決定するのは最高責任者のセラーマスターただ一人なのだが、1本のデキャンタの完成まで100年がかかるため、本人でさえ「自分の作品」を味わうことができない。逆に言えば、いま流通するルイ13世は、実は100年の時を超えて私たちの手元に届いているということになるのだ。

ルイ13世のセラーが浸水しなければ、今回の企画は完遂する。その日常が守られたなら、コラボ曲も自動的に100年後の世界に届くのだが、それが実現するか否かは世界の人々の行動次第だ。つまり、イベントに参加しなかった私たちも「プロジェクトの参加者」。この機会に、自分の環境意識を改めておきたいものだ。

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レミーマルタン ルイ13世 280,000円(税別)

「ルイ13世」
容量:700ml アルコール度数:40%
※すべてのデキャンタ、ストッパーにシリアル ナンバー入、オリジナルコフレとブックレット がセットになっています。
※サイズの異なる「マグナム」(1.5L)、限定品 のお取り扱いもございます。
詳しくはお問い合わせください。

「ルイ13世」は全国の有名百貨店にてお求めいただけますが、スペシャルオファーのご案内や様々な楽しみ方をご提案する会員限定サービス「Club LOUIS XIII」ではコンシェルジュが皆様のご要望にお応えし、「ルイ13世」を日々の生活に取り入れた、より豊かなライフスタイルのお手伝いをいたします。
コニャックの王「ルイ13世」のオーナーとなる喜びを、ぜひご体感ください。

 


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