2025年6月4日 PR
明治の最盛期には実に700にも及ぶ蔵元がひしめいていたとされる佐賀県。有明海に面し、良質な水と肥沃な土壌、寒暖差のある気候に恵まれた鹿島市は、今も観光資源に役立てるほど日本酒づくりが盛んだ。幸姫酒造は、同市を代表する酒蔵のひとつ。日本酒ファンの間では、日本三大稲荷の一角に数えられる祐徳稲荷神社の御神酒の醸造元としても知られている。
現代表の長男で5代目蔵元杜氏を務める峰松宏文氏は、東京農業大学の醸造科出身。1934年創業と比較的若い酒蔵だが、近年は国内の品評会のみならずIWCや全米日本酒歓評会など国際的な日本酒コンペでも10年以上にわたり連続受賞を果たしている。内外の高い評価を受けて着実に実績を積み上げるとともに、酒蔵見学や試飲体験、さらには蔵オリジナルの「地酒ソフトクリーム」の販売など、観光客のもてなしにも積極的に対応。宏文氏自身も市の酒蔵ツーリズム推進協議会の会長を務めるなど、いまや地域になくてはならない酒蔵として親しまれている。
比較的濃い味付けを好むとされる食文化を背景に、佐賀県の銘柄は⽢く⾹り⾼い酒が多いが、幸姫酒造の酒造りはフレッシュで爽やかなキレのよさが身上。県内産の米と酵母の魅力をフルに活かし、食中酒にも選ばれる飲みやすい酒を造るという大きなテーマを掲げている。ひとつひとつの作業の手間を惜しむことなく、昔ながらの伝統の技法による手造りを継承。その一方、品質安定のためには最新設備の導入も躊躇しないという革新性も併せ持つ。
上の写真は、フラッグシップの『幸姫 純米大吟醸 五代目』だ。酒造好適米の代表格である佐賀県産の山田錦を100%使用した純米大吟醸で、口にしてみると華やかに広がる吟醸香が印象的。口当たりはまろやかで滑らか、旨みとキレのバランスも秀逸だ。また、後味は上品かつ控えめなので、食中酒としてさまざまな料理とペアリングしてみるのも楽しい。一連の和食はもちろんのこと、ムール貝や牡蠣などを使った貝類の料理やローストビーフをはじめとする洋食、さらにはミモレットチーズやブルーチーズあたりも相性がよさそうだ。
もともと赤貝の養殖を生業としていた峰松家は女系家族で、酒蔵を興してから3代目まで入り婿が主人を務めたという。屋号だけでなく代表銘柄にもそのまま使われている「幸姫」は、創業者が一人娘に向けて「幸せに育つように」との願いを込めて名付けられたもの。蔵の代表銘柄にもそのまま継がれたこの名は、娘を想う父の愛が表現されるとともに、その縁起のよい語感も相まって、昔から贈答用としても人気が高いそうだ。
6月を迎えたタイミングだが、たとえばジューンブライドを控える愛娘への贈り物としても最適。一方、今年は15日の日曜日となる父の日のプレゼントとしてもぴったりだ。蔵の歴史を大切に受け継ぎながら、同時に新機軸の挑戦にも乗り出す5代目の意欲が表現された1本だけに、いつまでも若々しくあって欲しい父へのメッセージを託したプレゼントにも相応しい。
商売繁盛から縁結びまで多岐にわたる御利益を授けてくれる「祐徳さん」に供されてきた、佐賀県が誇る純米大吟醸。今なら特典も用意されているので、どうぞお忘れなく。
幸姫酒造 5代目蔵元 杜氏
峰松 宏文 氏
日本酒を醸すのは、2024年に5代目となった代表の峰松宏文(みねまつ ひろふみ)さん。東京農業大学の醸造科を卒業後、株式会社熊本県酒造研究所で修行を経て、幸姫酒造の杜氏を10年以上務めている。
幸姫酒造株式会社
佐賀県鹿島市古枝甲599番地
TEL.0954-63-3708
幸姫特製の木升を1個プレゼント
幸姫酒造株式会社
TEL: 0954-63-3708TEL: 0954-63-3708https://www.sachihime.co.jp/products/products.html
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2025年06月27日 発行
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