2025年5月1日 PR
コロナ禍のステイホームで、ふだんは顔を背けがちな自身の生活を直視した私たち。物質的な満足以上に精神的充足の大切さに気付き、リトリートやウェルネスへの関心が一気に高まった。ヨガや瞑想、屋外でのアクティビティ、オーガニック食などが注目を浴び、外出制限が解けて旅心を取り戻すと癒しや回復をテーマとしたツアーが人気を呼んだ。
あれから数年、現地体験で心身を整えるリフレッシュの旅は、いまや定番のスタイルに。候補地はいろいろと考えられるが、今年こそは妥協せず旅先を選んでみようではないか。非現実的なほど透き通る海と充実のビーチリゾート、美しい世界遺産に荘厳な古代遺跡、美味しい料理と安全な街、温かな人々。そんなわけで、これらすべての条件を備えた地中海の島をご紹介しよう。
EU加盟のマルタ共和国は、東はイタリアのシチリア島、南は北アフリカのチュニジアに近い位置に浮かぶ島国だ。人口は東京の江東区ほどの約55万人、名古屋市にも満たない面積の小さな国ながら気候は温暖、国民性は陽気でフレンドリー。政治的にも安定し、女性がひとり歩きできるほどの治安のよさもあり、観光地としての人気は非常に高い。
遠く離れた極東の島国である日本での知名度はさほど高くはないものの、その分、見慣れた欧州諸国の旅とはひと味違う満足が得られるはず。マルタ観光局は「あなたの知らない国はまだある」というフレーズを掲げているが、その看板に偽りナシ。旅慣れた人でも驚きの連続となることウケアイだ。
地中海の要所という地理的条件から、古くはフェニキア人やカルタゴ人、ローマ人が支配し、中世にはアラブ人やノルマン人の統治を受けたマルタ。異文化が交錯する歴史は、街並みや食文化、祭事などに深く刻まれている。陸から隔絶された島内は、貴重な文化遺産の宝庫。島南部のハジャーイム、東部の町のタルシーンなど6基に及ぶ世界遺産をはじめ、先史時代の巨石神殿遺跡が多数発見されている。
紀元前から続く歴史を持つ「静寂の町」イムディーナには、狭い石畳の路地やバロック様式の建物が並び、中世の城壁都市の雰囲気を満喫できる。また、街全体がユネスコ世界遺産に登録されている首都ヴァレッタには、16世紀に聖ヨハネ騎士団の本拠地として築かれた要塞都市の面影は今も色濃く残り、マルタストーンと呼ばれる蜂蜜色の石灰岩で作られた建築物が建ち並ぶ。
見どころの多いヴァレッタの旅でも白眉となるのが、1577年に建設された聖ヨハネ大聖堂だ。金の装飾や精巧な彫刻、色鮮やかな大理石で彩られた壮麗な内部は、思わず絶句するほどの絢爛豪華さ。隣接する美術館で一般公開されている宗教画『洗礼者聖ヨハネの斬首』も必見だ。
悠久の歴史が薫る街の景観も素晴らしいが、もうひとつ、地中海の美しい眺望に囲まれた豊かな自然もマルタの魅力だ。透明な海と奇岩のコントラストに目を奪われる海食洞ブルーグロットや、本島から離れたコミノ島のブルーラグーンなど、島内の至る場所に絶景スポットが点在。また、もし夕暮れ前にヴァレッタにいたら、グランドハーバー周辺で体験できる伝統の手漕ぎボート「ダイシャ」がおすすめだ。沖へと漕ぎ出し、夕陽が照らす海から陸の街並みを眺めれば、人生観を揺さぶられるほどの深い感動を覚えるはずだ。ボートを降りた後は、逆に海を見渡すレストランで愛でるワインも格別。リコッタチーズを使用した現地のソウルフードであるパイ「パスティッツィ」の食べ歩きも楽しい。
地域猫とともにのんびり暮らす人々が迎えてくれるマルタの詳細は、下のリンクから。「あなたの知らない国」での非日常を味わえば、帰国後は見慣れた東京の気付かなかった魅力を見出すことだろう。
マルタ観光局
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2025年06月27日 発行
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