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専門医であり経験者。広島の認定医に訊く「ICL治療」の魅力。

専門医であり経験者。広島の認定医に訊く「ICL治療」の魅力。

2021年9月17日 PR

視力矯正の新たな選択肢「ICL治療」で取り戻す、クリアで快適な視界。

新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が進んでいるとは言え、しばらくは「マスク着用」という生活に変化はなさそうな今日この頃。この夏は感染拡大が深刻な状況に陥っただけに、むしろマスク着用の重要性を痛感した方も多いだろう。口元を覆う生活もすっかり慣れたものの、この猛暑の中では息苦しさも倍増。眼鏡をお使いであれば、レンズのくもりも悩みの種に。こちらは、むしろ寒い季節が本番となるので、何とも気が重くなる。

坂道で自転車を漕ぐ時、発車直前の電車に滑り込んだ時。このコロナ禍に限ったことではないが、見えるべきものが見えないストレスは、味わった者にしか分からないものだ。一時的には「マスクを外せば済む」のだが、外したくても外しにくい社会情勢。いっそのこと眼鏡を外そうか…ということで、コンタクトレンズやレーシック手術を検討している方も少なくないことだろう。だが、装用感やドライアイが気になるし…。

眼鏡か、コンタクトか、レーシックか。調べていくと、もうひとつ最近見かける単語に気付くはずだ。眼内コンタクトレンズ治療=ICL治療は、小さなレンズを目の中に入れて近視や乱視を矯正する治療のこと。同じ「裸眼視力の回復」を目指すレーシック手術とは根本的に異なる新たな治療選択肢なのだが、何がどう違うのだろうか。

そこで今回は、屈折矯正手術の専門医にして、広島ではまだ数少ないICL認定指導医、そして何とご自身もICL治療を受けられたという眼科医を訪ね、ICL治療と裸眼生活の魅力について訊いてみた。

ビジョンプラスメイン

専門医であり、経験者。 広島市内ではまだ 少ないICL治療認定医に訊く、「裸眼生活」の快適さ。

最近よく目にする「ICL治療」というキーワード。眼鏡にコンタクトレンズ、レーシック手術とは異なる第4の選択肢であることは分かったが、従来の視力矯正法とは何がどう違うのか。今回は、中四国地方ではまだ数少ないICL治療の認定医にして屈折矯正手術の専門医、広島市南区『ビジョンプラス・アイクリニック』の院長杉本栄一郎先生に、その魅力についてうかがった。

|こちらのクリニックに来院される方々は、主にどんな症状を訴えて受診されるのですか。

昨年からは、コロナ禍ということもありマスク着用時のお悩みが増えました。すぐに眼鏡がくもる毎日に困り果ててコンタクトレンズをご検討になる方も多いのですが、ドライアイなどのトラブルを引き起こすこともありますから。いわゆる新しい生活様式時代に突入して「見え方の悩み」をお抱えの方は増えたように感じます。

 

|先生は、屈折矯正手術に力を入れておられるとうかがいました。屈折矯正とはどんな症状や病気に対して、どのような治療を施すものなのでしょうか。

近視、遠視、乱視そして老視という、裸眼視力が低下する病気を「屈折異常」といい、屈折異常を矯正して、裸眼視力を回復させる治療を「屈折矯正」といいます。私たちに身近な近視や老眼の矯正手術としては、最近は眼内レンズコンタクトレンズが主流となりつつあります。いわゆるICL治療ですね。

|実は先生ご自身もICL治療の手術を受けておられるとか。

そうなんです。日本の屈折矯正手術の先駆け的存在である「みなとみらいアイクリニック」の荒井宏幸先生との出会いがきっかけで、荒井先生に執刀していただきました。屈折矯正手術は保険外診療で、眼科医の多くが経験を持ち合わせていないのが実情なんです。そんな中で、「よりよい視力を追求する屈折矯正は眼科の基本」と訴える荒井先生のお考えに大変共感して、直接技術を学ばせていただきました。

|そして、身をもってICL治療の実際を体験されたわけですね。ご感想はいかがですか。

レーシックのように角膜を削ることなく、長期的に視力を維持することも期待できるのがICL治療の特徴ですが、裸眼で快適に生活する手段としては実に有益だと思いました。私の視力はもともと0.01程度で、愛用していた眼鏡の着用時は右が1.0で左が0.9、コンタクトレンズでは1.2でしたが、ICL治療で両眼とも1.5になりました。

|なるほど。それは快適に感じられそうです。

もちろん、個人差がありますので手術を受けた方全員がこの視力になるわけではありませんが、私の場合はとてもよく見えるようになりました。

|手術の前後で「裸眼の良さ」をご実感になった場面はありますか。

私はゴルフが好きなのですが、これまでは眼鏡をかけてプレイしていましたので、暑い日は汗がレンズに落ちたり、ボールが小さく見えたりして困りました。裸眼ではそうした不便がなくなりましたし、ボールがよく見えるので気持ちよくスイングできるようになりました。と言っても、見える以前にスイングに問題があり、スコアは変わりませんでした(笑)。

|ICL治療を受けられた患者さまは、どのようなご感想をお持ちなのでしょうか。

子育て中のママパパからは、お子さまを気兼ねなく海やプールに連れて行けるようになったという声をお聞きしました。コンタクトレンズを入れたままでも泳げますが、ゴーグルがないと目を開けられませんし、眼鏡をかけていると水滴で前が見えにくいですよね。子どもを常に見守らなければならない水辺では、眼鏡やコンタクトはすごく不便を感じる場面だと思います。

|なるほど。紛失のリスクもありますね。

大雨や洪水など、最近は特に水の被害が多いですが、就寝中に地震や土砂災害が起きた場合、眼鏡、コンタクトが見つからないと、避難ができず、命にかかわります。また、花粉症などのアレルギーがある方がコンタクトレンズをつけると、目の痒みが酷くなります。ICL治療後の患者さまで、花粉症の時期でも目の不快感がなくなったと喜ばれていたことが印象に残っています。

|災害対策や花粉症対策というのは、なかなか気付きづらい観点かもしれませんね。

逆に身近なところでは、裸眼で生活できるようになったことで、サングラスが使いやすくなり車の運転が楽になった、女性の方ならお化粧がしやすくなったとの意見もいただいています。

|ICL治療の有効性・安全性についてはいかがですか。

ICLの成績ですが、視力1.0以上が95%と良好な結果が得られています。合併症は稀ですが、万が一、生じたとしてもレンズを抜けば元の目に戻せますので、安全性は高いと思います。当院では、特に合併症については丁寧に説明し、ICLのメリット、デメリットについて理解していただけた上で、手術を決定するよう努力しています。

|患者さまがICL治療をうける上で注意すべき点がありますか?

この治療はICL認定医でなければできない手術です。認定医はまだ多くはありません。手術が成功したとしても、術後は定期に診察を受ける必要があります。信頼できる眼科でICL治療をうけることがもっとも大事なことです。

|最近は、ネットで少し調べるだけで学んだ気分になることも多いですね。

だからこそ、良いことも悪いことも誇張することなくお伝えすることが、私たち医療従事者の責任だと思います。ご相談の内容次第では、必ずしもICL治療がベストとは言い切れないこともありますので、最新の医療知識をもとに正確にご説明することが眼科医としての誠意だと考えています。

|ICL治療以外では、どのような治療を行なっているのですか。

近視の進行を予防する治療や老視に対する治療を行っています。また屈折矯正治療以外にも、白内障・緑内障の手術や治療なども含めて、あらゆる眼科治療に対応しています。また、私の専門外の分野であっても、それぞれのスペシャリストをご紹介するなどの対応もさせていただいております。

ビジョンプラス・アイクリニック院長 杉本栄一郎先生:広島大学を卒業後、広島大学病院、関連病院に10年間勤務したのち、安佐南区ですぎもと眼科を開業。その後2020年4月に南区に移転して、VISION PLUS EYE CLINIC(ビジョンプラス・アイクリニック)としてリニューアルオープン。 町の眼科医として患者さまの声に耳を傾け、お気持ちに寄り添う治療を行っている。 また、ICL治療の症例経験は県内トップクラスを誇り、患者さまへ提供する医療の質を常に高く保ち、地域医療と先進医療の両立をめざす。

|屈折矯正手術を専門的に行える眼科クリニックは、広島でも数少ないそうですね。では最後に、その専門医として読者へのメッセージをお願いいたします。

眼科手術は局所麻酔で行うのが基本ですが、当クリニックでは緊張やストレスを和らげるために笑気麻酔の併用も可能です。最新の医療機器も積極的に導入し、「痛くない」「怖くない」「眩しくない」治療を目指しています。また、目に不調や不便をお感じでなくても、LEDの光を凝視する現代のライフスタイルは身体の変調を引き起こすことがありますので、眼のことで何かお困りなことがあればお気軽にご相談いただければと思います。

Biz Life Style Pick up!
高度な技術が問われるものの、メカニズムそのものはとてもシンプル。
レーシックより歴史が長く安全性も確立された治療法・眼内コンタクトレンズ(ICL治療

※ICLとは Implantable Contact Lens=眼内コンタクトレンズの略称です。

  • 1. 点眼薬で麻酔後、角膜の縁を約3mm切開。
  • 2. 切開創からレンズを眼内に挿入。
  • 3. レンズを虹彩と水晶体の間に配置されるように調整。レンズは目の中で自然になじみ、近視を治療(レンズは虹彩の下に配置されるので肉眼では見えない)。
>>ICL治療の初診から手術、アフターケアまでのステップ

 

眼内コンタクトレンズ=ICL治療を受診するために。

安全で快適な裸眼ライフを目指せるICL治療だが、杉本先生のお話にもあった通り、どの眼科でも手術を受けられるわけではない。まず認定医への相談が必要だが、ここでは治療の流れについて、ざっくりと目を通しておこう。

ICL治療(インプランタブル・コンタクト・レンズ=眼内コンタクトレンズ)は、現在75以上の国と地域で承認を受けている治療法だ。日本では2010年に厚生労働省から認可を受けているので、すでに10年以上が経過していることになる。手術時間そのものはとても短いが、その分、術前の適応検査が極めて重要。目の形状や大きさでレンズを入れるスペースが確保できない場合は手術を受けられないこともあるので、事前に詳しい検査を行い、目の形や状態、生活習慣などを総合的に検討して、治療が可能か否かを診断することになる。

手術可能と判断されたら、生活スタイルに合わせて術後の視力を決定。この時、ICL治療について気になることがある場合は、何でも質問して不安を解消しておきたい。そして手術は日帰り手術で両眼平均10分程度。概ね術後2〜3日でほぼ一般的な日常生活に戻ることができるので、負担が最小限というのも大きな特徴だ。

術後検査は、手術翌日を皮切りに3日後、1週間後、1か月後、3か月後と、定期的に受けることになる。

 

Biz Life Style Pick up!
ICL治療 6つのステップ
初診から手術、アフターケアまでの流れ

6※クリニックによって、異なる場合がございます。

 

今回ご協力いただいたクリニック
ビジョンプラス・アイクリニック

比治山女子中学校・高等学校のすぐ隣という恵まれた立地に、最先端の大型設備・機器の数々。杉本栄一郎先生が院長を務める同クリニックでは、充血やなみだ目といった身近な目の不調から白内障・緑内障、ドライアイなどの手術まで、あらゆる保険診療に対応。加えて、杉本先生自身の専門である屈折矯正をはじめ保険診療外の先進治療を積極的に導入し、円錐角膜など大学病院でも対処が難しいとされる疾患の治療にも率先して取り組む。

県内屈指の実績を誇るICL治療も含めて、「地域医療と先進医療の両立」への想いは強い。知見と技術だけでなく、患者目線による正確かつ丁寧な情報提供も身上で、誠意あふれる対応が地域の厚い信頼を集めている。

>>ICLの治療の情報はこちらから

 


ビジョンプラスアイクリニック
広島市南区西霞町3-32
TEL.082-258-2244
https://www.visionpluseyeclinic.com/

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