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「駆けぬける歓び」の体験。ニュー BMW 5シリーズを試乗する。

「駆けぬける歓び」の体験。ニュー BMW 5シリーズを試乗する。

2017年3月30日 PR

「駆けぬける歓び」を、もっと多くの人々へ。
多様性を増す「BMW」の世界観。

ビジネスアスリートのためのプレミアムセダン。ニュー BMW 5シリーズを本紙編集長が試乗。

ヤナセ世田谷支店 セールスコンサルタント 渡邉 浩幸氏

「世界で最も成功したビジネスセダン」とBMW本社が胸を張るニュー BMW 5シリーズ。噂はたびたび耳にしてきたので、気分も自然に高揚する。

場所はヤナセBMW世田谷支店、試乗車は523dラグジュアリー。総排気量1995㏄、最高出力190psを誇るDOHCターボエンジン搭載のディーゼルモデルだ。試乗にあたって、同店セールスコンサルタントの渡邉浩幸氏から事前レクチャーを受け、恐る恐るシートに座る。

5シリーズは「3シリーズの拡張版」と認識していたのだが、「むしろ7シリーズを乗りやすくしたモデル」とのこと。確かに、7代目となる今回のフルモデルチェンジでは、全長や全幅、ラゲッジの容量などが若干拡大されている。また、静止状態から時速100㎞までの加速も、前モデルの8.1秒から7.5秒へとさらに強力になった。氏の指摘通り、実車を見ても7シリーズのイメージに近いように思う。

  • フルモデルチェンジで重量が80kgほど軽量化されたニュー BMW 5シリーズ。 50:50を徹底する車両バランスの素晴らしさと相まって、「駆けぬける歓び」が際立った形だ。
  • 豪華な内装、満載の先進機能を使いやすくまとめたレイアウトも、さすがにBMW。なお、ディーゼルであることを忘れるエンジン音の心地よさも特筆しておきたい。

アクセルを踏むと、力強い発進に気持ちがグッと昂ぶる。加速は実にスムーズで、青信号が続くと気持ちよく吹き上がるエンジン音が耳をくすぐる。内装の豪華さもあって乗り心地は高級車そのものだが、足回りは程よい硬さで、スポーティな印象だ。走行中は、ディーゼルであることを完全に忘れてしまった。

最も驚いたのが、車体の追従性だ。全長4945㎜と聞いて最初は「扱えるだろうか」と思ったが、サイズを気にしたのは発進直後のステアリング操作時だけだった。思い通りにキビキビと切れ込むノーズは、特に交差点で体感できる。過度に慎重になる必要がなく、コーナーの頂点からシームレスに次の加速へと向かえるのだ。一連の動作の間、車体が「任せておきなさい」と伝えてくるような、不思議な安心感。車との一体感とは、こういう感覚を指すのだろうか。

インテリジェントなサービスやアプリが快適な道中をサポートしてくれる先進技術、BMWコネクテッド・ドライブサービス。

先行車に追従するダイナミック・クルーズコントロール、駐車場の管理システムとの連携で自動駐車を実現するリモート・コントロール・パーキング(オプション)など、最先端技術の数々も試した。もう唸るしかなかったが、とにかく運転が楽しくて、もっとスピードを出したいとウズウズしていたのが正直なところだ。

ショールームに戻り、興奮気味に感想を渡邉氏に伝えると、深く頷いてくれた。「5シリーズは、運転を楽しみたい方のための車なんですよ。」現代のプレミアムセダンの実力をまざまざと見せつけられる思いだった。

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