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こんな時こそ音楽で皆を笑顔にしたい

こんな時こそ音楽で皆を笑顔にしたい

2020年11月26日 PR

テレビやラジオ、最近はYouTubeにも活動の場を広げ、幅広い世代から人気の高嶋ちさ子さん。彼女が2006年に立ち上げたコンサート「12人のヴァイオリニスト」が今年も開催中。厳しい時世下で行うコンサートへの意気込みを伺った。

―コロナ禍で音楽家の方にとっても大変な時だと思いますが、コンサートに対する思いをお聞かせください。
音楽って本当に大変な時、生きてくためには必要ないと思われがちですよね。でもコロナの中でアップしたYouTubeが皆さんから「感動した」って言っていただいて。自粛してふさいでいる時ほど音楽が求められるんじゃないかと思いました。音楽家は不安定な仕事でリスクもあるし、コロナのような事態も想定していなかったとはいえない。それでもこの職業を選んだのだから、コンサートができる時は思い切り満喫したいと思います。

―「12人のヴァイオリニスト」というコンサートを企画されたきっかけは 
お仕事の移動時間中に「ヴァイオリニストってかわいい人が多いな。集まったら華やかなコンサートになるんじゃないかな」と思いついたのが実現して。もう13年も続いています。

―このコンサートで大切にされていることや、今回の見所などお聞かせください。
誰もが知っている曲しか弾かない、集中力も考えて全曲5分以内にする、というのを守っていきたいと思っています。いつもはお客様に舞台に上がっていただくコーナーもあるんですが、今年はできないので「何か新しいことを」と考えたコーナーが3つ程あります。楽しいコーナーになりそうなのでぜひ期待してください。

―コンサートでは若い世代を率いて演奏されていますが、苦労されることは?
生まれてからずっとヴァイオリンしかやってこなかったというメンバーが8割方。親御さんの望みのままヴァイオリンの道を歩んできた人も多いので、なぜヴァイオリンをやっているのか原点に立ち戻ってもらったり、誰かに聞いてもらうためにやっているんだということを改めて考えてもらったりしています。舞台での立居振舞いも指導していますが、回数を重ねると私が言わなくても成長していくので経験はすごいですね。

―幅広いご活躍を見ていると高嶋さんのバイタリティーが伝わってきますが、パワーの源は何ですか?
緊張感と刺激!刺激がない生活をしていると簡単に太るとわかったし、人前に出なかったらどれだけエステに通おうが輝かない。だから外に出て人と関わるのが一番ですね。それも刺激の強い人と。私は自分から刺激を探しに行っている感じで、個性が強烈な人に惹かれてしまいます(笑)。

―最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。
若い人と絡むと老いていることを感じて嫌だから避けていたんですが、今「12人のヴァイオリニスト」は20代前半が多くて。情報とかものの考え方とか吸収することも多くて、いろんな人と関わることは大事だなと思いました。自分の世界に閉じこもっていたら何も起きないので、皆さんも外の世界とどんどん関りを持っていただけたらと思います。こんな時期ですが、状況が許すならぜひ外に出て、コンサートにも来ていただけたらうれしいです。

ヴァイオリニスト 高嶋 ちさ子 さん

6歳からヴァイオリンを始める。クラシック音楽やヴァイオリンをより身近に感じてもらえるよう活動を行い、常にお客様の目線でプロデュースされた全国各地のコンサートは好評を博す。演奏を中心としながらもメディアでそのキャラクターが評価され、活動の場は更に拡がりをみせている。

カメラマン/木村正史

高嶋ちさ子12人のヴァイオリニスト
コンサートツアー 2020~2021

■2020年 12月27日(日)13:30/17:30 フェスティバルホール ¥6,800 発売中
■2021年 2月23日(火・祝)14:30 京都コンサートホール大ホール ¥6,800 発売日後日発表
■2021年 3月21日(日)13:30/17:30 フェスティバルホール ¥6,800 発売中
演奏予定曲目 ※予定曲名は変更になる場合がこざいます。

交響曲第9番「歓喜の歌」/ベートーヴェン・威風堂々/エルガー・めぐり逢い/ギャニオン・主よ人の望みの喜びよ/バッハ ほか

□お問い合わせ
キョードーインフォメーション
TEL.0570-200-888
受付/11:00~16:00(日曜・祝日は休業)

※全席指定
※未就学児のこ入場はこ遠慮願います。

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