Special Issueビズスタ特集

何でも楽しんじゃえば人生は面白い。

何でも楽しんじゃえば人生は面白い。

2021年3月25日 PR

「世界と比べて個性的な日本の特徴」をテーマに、知っているようで知らない身近な謎を解き明かしていく「所JAPAN」。日本にまつわる食、歴史、科学、地理、文化などを独自の視点で斬りこむ知的バラエティーだ。放送100回を迎えた同番組でMCを務める所ジョージさんにお話を伺った。

 

―「所JAPAN」というタイトルですが、所さんが「世界の中の日本」を意識されはじめたのはいつからですか?

若い頃は世界ってすごいと思ってた。でも映像で見てたヨーロッパやアメリカ、スイスとか、現実に行くと感動はするけど1週間や10日いると何でもなくなっちゃう。結局30~40代ぐらいになると、日本が一番優れているんじゃない?と思うようになった。

 

―番組も100回を迎え、音楽活動などでも「ぶれないスタイル」を貫いていらっしゃる所さん。積み重ねる、続ける秘訣とは?

目的が「評価」じゃないから。なんじゃない?テレビの仕事はやり遂げた感がないのよ。金メダルがもらえる訳じゃないし。歌にしても自分が歌にしたいと思ったものを歌っているだけ。世の中に評価されようがされまいが続けてる。番組も評価されたいわけじゃなく、しがみついて何かをやろうとは思わない。

例えば僕が農家なら、見た目もきれいで売れる野菜を作らなきゃいけない。売れれば結果も出る。けど僕のやってるのは家庭菜園みたいなもので、うまくできないのもまた人生として面白がっている。だから、続けられるんじゃないかな。

 

―これからの抱負はありますか?

何にもない。なりたいものもないし。毎日のように何か作っているのに、それを成し遂げたいとか、評価を得たいっていうのがない。僕の中にもともと持っている対応能力がどこまであるんだろう?っていう確認だから。

でも確認していくうちに、くどいからうまくなっちゃうのよ。そうすると、もしかしたらその道を目指している人よりイケてるんじゃない?って思ったりするんだよね(笑)。

 

―好きなことをずっと続けているということですか?

好きではないの。本当は楽したいし、寝ていたい。でもやりはじめたら楽しい。

初めから「面白いから」「好きだから」なんてないよね。入口は面倒くさいんだけど、やっているうちに「何だこれ、おもしれえな」ってなる。失敗や痛い目にあったりするのも含めて楽しい。

 

―所さんの流儀を、読者に伝えたいのですが。

いろんなこと言ってるけど、何の参考にもならないと思うよ(笑)。ただ一つ言えるのは、つまんないことなんてなくて、自分が楽しむかどうか。面白いと思える人は何やっても面白いから、面白いものも人も集まってくる。つまんないと思う人は面白いものがないかずっと探してる。

でもつまらない人には誰も関わりたくないから、いいものも寄って来ないし、つまらないまま終わっちゃう。まず自分が面白がることからはじめないと面白くならない。

何でも笑顔で接してゆけば、どんどん面白くなっていくんだと思います。

カメラマン/鈴木悠介(XICO)

 

タレント 所ジョージ さん

1955年1月26日生まれ、埼玉県所沢市出身。O型。1977年にシンガーソングライターとしてデビュー。司会MC、俳優、声優、創作活動と幅広い活躍を繰り広げる。一貫して自然体で自由人。その人間性が、老若男女から愛され支持され続ける理由。ガレージライフの拠点「世田谷ベース」は、大人も憧れる車・バイク・ホビーがずらりと並ぶ、男のロマンをくすぐる秘密基地。所ジョージの仕事場兼遊び場。2007年からBSフジで台本が存在しない番組として放送『所ジョージの世田谷ベース』(毎週火曜23時~)2012年10月からYoutubeチャンネル『世田谷一郎』では、日々のことを独自視点で、時にユーモアに、ストレートに、哀愁いっぱいにつづられた “所節”が投稿され続けているほか、自主レーベル「Jam Cracker Record」では驚きの価格でアルバムを発売。日本を代表する人気者。

バラエティ 所JAPAN

毎週月曜 午後10:00~10:54(カンテレ・フジ系全国ネット)
MC:所ジョージ レギュラーパネラー:佐々木希
進行:谷元星奈(カンテレアナウンサー)

【番組概要】
世界と比べて非常に個性的な日本の特徴をテーマに、多彩なスペシャリストの解説を交えながら、所ジョージが「知っているようで知らない身近な謎」を楽しく解き明かしていく。日本にまつわる食、歴史、科学、地理、文化など独自の視点で斬り込む知的バラエティー!

公式サイトはこちら

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