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霧島から生まれた天然水「関平鉱泉水」が古来から愛される理由とは

霧島から生まれた天然水「関平鉱泉水」が古来から愛される理由とは

2023年5月25日

人間の身体には60%の水が含まれているため、水分は人間活動に欠かせない要素の一つとなっている。そこで今回注目したのは、霧島市が誇る天然水「関平鉱泉水」。神宿る霧島で湧き出るこの鉱泉は、高いポテンシャルを持ち、昔から地元に愛されているという。関平鉱泉所所長の徳永健治氏に、その魅力について聞いてみた。

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温泉の湯や飲料水として親しまれてきた霧島の恵み

– まず関平鉱泉は、どれほどの歴史がある水なのでしょうか?
徳永健治氏(以下、徳永):関平鉱泉の源泉は1832(天保3)年に、地元に住む原田丑太郎によって発見されました。温泉水として地域の人たちの身体を癒していたほか、健康のために飲料水として親しまれてきました。まさに「飲んでよし、入ってよし」の名泉なのです。

– 健康に良いとされる天然成分を多く含んでいるそうですね。
徳永 同鉱泉水には、天然のミネラルが含まれています。カルシウムとマグネシウムの理想的なバランスは2:1と言われていますが、関平鉱泉水はこのベストバランスのミネラル成分を含んでいるのが最大の魅力です。全身の身体組織に作用する豊富なシリカ含有量を誇る- メディアでも取り上げられる「シリカ」も豊富なのだとか。徳永 そうなんです。「美のミネラル」とも言われるシリカは、1Lあたり最低155mgを含み、これはミネラルウォーターとしてはトップクラスの含有量を誇っています。

– 実際、シリカはどのように身体に作用するのでしょうか?
徳永:シリカは、身体を構成する肌や皮膚、髪、血管、骨、軟骨などコラーゲンがある全身の組織に関わるマルチプレイヤーのような働きをします。加齢とともに身体から抜けていってしまいますので、定期的に補給する必要があります。そのため関平鉱泉は、効率的にシリカを身体に取り入れられる、非常に有効的な水というわけです。

– そのほか、どのような栄養物質が含まれているのでしょうか?
徳永:デトックス効果があり体内から有害物質を排除する役割があるとされるサルフェートや、活性酸素を体外に排出したり抑制する働きがある炭酸水素イオンも多く含みます。ちなみに、関平鉱泉水の健康機能については、平成14年に鹿児島大学と共同研究を行っています。その結果、免疫力を高め、白血球に含まれるリンパ球の一つのがん細胞の増殖を防ぐとされる「ナチュラルキラー(NK)細胞」を活性化させる可能性が高いことがわりました。このように、しっかりしたエビデンスを得ているというのも知っていただきたいですね。

– 同鉱泉を原料にした商品も発売されているそうですね。
徳永:資生堂から発売されている化粧水「ドゥーエ」には、原料に関平鉱泉水が使用されています。化粧品以外にも、霧島市内の飲食店でも料理の材料として使っていただくなど、さまざまなシーンで関平鉱泉の魅力を認めていただいています。そのまま飲んでいただくのはもちろんですが、お茶やコーヒー、お酒、料理などに使用していただくと、口当たりの良さや深みを感じていただけます。ぜひ、生活の一部として利用し、より多くの方に健やかな日々を送っていただきたいですね。

– 最後にメッセージを!
徳永:本当に素晴らしいポテンシャルを秘めた天然水ですので、日々の生活の一部として取り入れていただければと思っています。購入方法などは以下のQRコードから確認してください!

●国内唯一の自治体が運営するミネラルウォーター製造工場
霧島市が運営する工場で製造される関平鉱泉水は、関平鉱泉所の販売所のほか、ネット通販で全国から購入可能。霧島市のふるさと納税の返礼品にもなっている。詳しくはHPからチェックしよう。

●飲んでよし、入ってよし唯一無二の鉱泉水を全身で堪能
世界屈指のシリカの含有量を誇る関平鉱泉水を飲むのはもちろん、関平温泉は同鉱泉水に浸れ、古くから湯治場として利用されてきた泉質豊かな天然温泉だ。霧島市に行った際にはじっくりと満喫したい。

●霧島の自然の恵みをライフスタイルの一環に
飲用、炊飯、調理、スキンケアなどに使える関平鉱泉水は汎用性抜群。2021年にパッケージデザインがリニューアル。500ml、2L、10L、20Lがあり、オンラインストアでは、ボトルの10本入りや24本入りなどもある。


霧島市営 関平鉱泉所

[住所]鹿児島県霧島市牧園町三体堂2057-8
[電話]0120-235-524
[営業時間]8:30~18:00(10月~3月は17:00まで)
[定休日]第1・3火曜、年末年始
[HP]https://sekihira.jp/


霧島市営 関平温泉

[住所]鹿児島県霧島市牧園町三体堂2057-10
[電話]0995-78-4012
[営業時間]9:00~20:00
[定休日]第1・3火曜、年末年始
[料金]大人380円、子ども(小学生)150円、幼児無料/貸切風呂(1部屋・1時間)平日1,200円、土日祝日1,500円 ※要予約

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