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発売1年で導入100社を突破したAI骨格検出システムVisionPose

発売1年で導入100社を突破したAI骨格検出システムVisionPose

2020年3月19日 PR

BIZ FEATURED PERSON INTERVIEW

株式会社ネクストシステム システム開発部 広報 / 田中利奈氏

-AI骨格検出エンジン「VisionPose」が発売から約1年で、シリーズ累計100社の導入を突破されました。そもそも、「VisionPose」とはどういったサービスですか?
田中利奈氏(以下 田中) 「VisionPose」は、カメラ映像や画像、動画ファイルから人間の骨格情報を検出できる、当社独自の人工知能(AI)エンジンです。

– このシステムのメリットについても教えてください。
田中 当社が元々得意としていた、Deep Learning(深層学習)と呼ばれるAI技術を利用した、リアルタイムでの骨格検出が最大の特徴です。WEBカメラを使って、複数人でも同時に骨格検出ができますし、体の各部位の関節と顔のパーツを30箇所以上検出でき、必要に応じて測定箇所の追加も可能です。

変換

-開発の背景についてもお聞かせください。
田中 仮想試着機能をはじめとした、多彩なインタラクションを搭載するARサイネージ「Kinesys(キネシス)」は当社の商品の一つですが、数年前に、使用していた赤外線センサーカメラの販売が中止となりました。その代替策として、当社が持ち合わせていたAIによる画像解析技術を応用して、WEBカメラのみで骨格を検出するシステムに着目したのが、開発のきっかけです。

-どのようなシーンで利用されていますか?
田中 スポーツやリハビリの現場では、骨格情報を元にした、より精度の高いフォーム指導や施術が可能です。さまざまな研究のために、教育や医療機関での導入実績もあります。また、危険動作を検知することもでき、保育や看護など危機管理を必要とする場面のほか、コンサートの演出や3Dでの映像制作といったエンタメ分野への応用にも活躍しています。シリーズとしては、高精度な骨格検出が可能な「Standard」、カメラ1つで3D座標での骨格検出を実現する「Single3D」、より手軽に利用できる「Nano」の3つを展開しています。用途に応じて使えますし、導入するシーンごとに学習データを更新できる、フレキシブルさもこのシステムの魅力ですね。

変換済

– 今後の展望をお聞かせください。
田中 ユーザーフォーラムなどでユーザー同士のナレッジを共有できる場を整備するなど、これからは商品の底上げとサービスの拡充を図っていきたいです。

コストパフォーマンスの良さから多分野とのコラボも実現
WEBカメラのみによるリアルタイム計測で、2Dと3Dの骨格検出に対応。30箇所の測定を網羅でき、学習専用のツールを自社で保有し、教師データの精度アップも随時行う。クラウド上でデータを共有し、マルチデバイスでの利用も目指す。現在100社以上にシステムを導入(2019年12月時点)。スマホで簡単に全身モーションキャプチャーができるアプリ「ミチコンPlus」を応用事例として自社開発する他、エイベックスのダンススキル評価アプリ「Dance COMMUNE」やトヨタ自動車のリハビリテーション支援ロボット「ウェルウォーク WW-2000」にもVisionPoseを提供する。

株式会社ネクストシステム 広報 /田中利奈氏

広島県出身。被服学部卒業後、東京の広告代理店で営業を経験したのち、沖縄で子会社立ち上げに従事。 WEB開発ディレクターを行う傍ら、ライターとして活動。食の美味しさに惹かれて移住した福岡にて、ネクストシステム初の広報担当として就任。広報・マーケ関連業務を担う。


株式会社ネクストシステム
[住所]福岡市南区井尻3-12-33
[電話]092-584- 0662
[HP]http://www.next-system.com

Vision Pose
詳細、購入、資料請求は下記URLよりご確認ください。
https://www.next-system.com/visionpose

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