Special Issueビズスタ特集

全国から注目を集める 福岡の未来予想図

全国から注目を集める 福岡の未来予想図

2019年3月28日 PR

「福岡には、底知れぬポテンシャルがある」。近年の福岡市の人口増加を見ると、そう思わずにはいられない。1989年にはおよそ122万人だったが、2018年は1,529,040人※を記録している。この30年で約30万人が増加し、2013年からだと約2万人の増となっている。県外資本の福岡進出も見逃せない。昨年は、「株式会社アカツキ」や「メルカリ」など、I T企業が福岡に拠点を設立し、2022年には、ホテル業界大手「リッツカールトン」が福岡開業を目指している。そういった動きの根底のひとつとして、2014年に国家戦略特区「グローバル創業・雇用創出特区」に選出されたことが挙げられる。これにより、法人税を減税したり、オフィスコストをダウンしたりと、スタートアップ支援に注力できた。企業はもちろん、フリーランスも働きやすい環境へと変わっていったことも、人口が増えた要因だろう。もちろん、福岡市が推し進める都市開発も発展の追い風となっている。2024年までに天神地区に付加価値のあるビルを作り、都市機能を充実されるプロジェクト「天神ビッグバン」をはじめ、中央ふ頭や博多ふ頭などウォーターフロントの再開発も進めている。東京や大阪などは、都市として成熟していた上で、オリンピックや万博などが契機になり、爆発的に発展したという見方ができる。しかし、福岡は、官と民が絶妙なバランスで協力しながら、じわじわと地盤を作ってきたからこそ、将来性を感じることができるのだ。日本第4の都市となるべく、独自の成長を続ける福岡は、これからも市民とともに成長していく。

※総務省「【統計】平成30年住民基本台帳人口・世帯数、平成29年人口動態(市区町村別)」

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