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新作RMXも好評 ヤマハゴルフのモノづくりを現場で体験

新作RMXも好評 ヤマハゴルフのモノづくりを現場で体験

2018年3月29日 PR

まずは右のロゴマークをご覧いただきたい。お馴染み「ヤマハ」の3本の音叉だが、これほど「興味を持つ分野によって想起する製品が異なる」ロゴも珍しいのではないだろうか。

演奏家ならピアノやギターを思い浮かべるし、リスニングメインの音楽マニアならスピーカーやアンプを連想するだろう。子育て世代の方なら、音楽教室を想起するかもしれない。モータースポーツファンならオートバイが、マリンリゾート好きならヨットやディンギーが浮かぶはずだ。実は、ヤマハとヤマハ発動機ではマークやフォントが微妙に違うのだが、これはあまり知られていないので、なおさらのこと。音響機器や医療分野などのプロユースの製品を含めれば、ひとつのロゴが多彩な世界観へと広がる。

そして、もうひとつ興味深い点がある。連想するジャンルは人によって異なれど、もれなく「高品質」の3文字が付いてくる。どの分野だろうがことごとくトップ集団に食い込むモノづくりの経験値は凄すぎるが、では、私たちゴルフファンは、ヤマハと聞くと何を思い浮かべるだろうか。

言うまでもなく、クラブだ。もちろん、ピアニストやライダーの皆さんと同じように、「高品質」の3文字付きで。

ゴルファーから信頼を集めるクラブメーカーとしてのヤマハ

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ゴルフ歴も腕前も問わず、あらゆるゴルファーにとって共通の関心事と言えば「飛ばす」こと。ゴルフ中継を熱心に観戦するのも、週末のたびに練習場に通うのも、すべては最終的に「イメージ通りにボールを飛ばしたい」がための行為。ゴルフクラブを選ぶ際も、まずは飛距離が出るかどうかをチェックする。それが私たちの「習性」だ。

ピアノなら響きを、バイクなら走りを徹底的に追求してきたヤマハが、それを掘り下げないわけがない。昨秋に新作が発表された「RMX(リミックス)」は、ゴルファーのニーズと言うより切実な願望を満たすために開発されたクラブ。自分に適したヘッドとシャフトを選び抜いて最大飛距離を設計できるブランドだ。

RMXは、常に進化を目指すプログレッシブゴルファー向けとなる。ベストセラー「インプレス」シリーズの開発技術をベースに2013年にリリースされた新興ブランドなのだが、異なるコンセプトの2ラインを用意したり、音響メーカーらしく打音の「音質」からメンタルサポートを試みたり(実際に楽器・音響の研究開発部門と連携しているという)と、実にユニークかつチャレンジングなアプローチを実践している。

4ヤマハ社員は4か条を記載しているこの紙を常に持っている。

夢中になれる「愉しさ」と、心惹かれる「美しさ」。自信を持てる「確信」と、可能性に気付く「発見」。ヤマハの社員は、どの部署に属していても、この4か条を明記したクレドを身につけて仕事に取り組んでいるという。その実際は…というわけで、有名な浜松工場を訪ね、ヤマハゴルフの開発担当者に直接話を聞いてみた。

「ニューRMX」の開発現場を本紙スタッフが訪問

インプレスとRMX、2つのコンセプトが互いに刺激を与え合うように進化を続けているゴルフクラブ。ゴルファーの多くはヤマハに対してそんなイメージを抱いているのではないかと思うが、工場を訪ねると、その印象が正しいことが分かる。というのも、開発チームには商品ごとに細分化が、工場を訪ねると、その印象が正しいことが分かる。というのも、開発チームは商品ごとに細分化されておらず、両ブランドに同じスタッフが携わっているからだ。前述の通り楽器・音響部門と連携するなど、他メーカーとは明らかに一線を画すチームスタッフィングが行われていた。

ヤマハ株式会社 ゴルフHS事業推進部 商品開発グループ 主幹 竹園 拓也氏

今回、お話を聞いたのは、商品開発グループの竹園拓也さん。2000年からゴルフクラブの技術開発・解析・デザインに関わるベテランで、商品開発にも10年以上携わっているという。同氏によれば、ヤマハのゴルフクラブの肝となるのは、ズバリ「バランス」。スペック一辺倒ではなく、人の感性や感覚も重視されているとのことだ。

この日はRMXの開発現場を見学したのだが、飛距離性能の詳細はWEBなどで多数取り上げられているので、この誌面では開発者目線のエピソードを中心にご紹介していこう。

経験、技術、理論、数値 加えて「感性」を重視するのがヤマハのモノづくり

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人の感覚を大切にするというヤマハのゴルフクラブ。その開発背景には、各製品分野での蓄積し続けてきた経験とノウハウがある。たとえば打音には先の通り楽器製造の技術がある。これらは感覚上だけの話ではなく、実はクラブ性能の発揮先、即ちスコアメイキングにも直結する…と氏は語る。

「たとえばヘッドなら、構えた時に目に入る形状の安心感まで追求します。打音の良さが次のショットへの自信につながるように、アドレス時の安心感は構えの安定の源になりますから」

クラブ開発に解析データは命だが、数値だけでは机上の空論にしかならない。そんな観点からか、ヤマハでは「実物を削り出し、手に取って感触をチェックする機会」が非常に多いという。開発現場ではあくまでも理論や数値が第一となるが、人間の感性に響くものは必ず技術的な裏付けを提示できる。そんな両面性がユーザーを捉えているのだろう。

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また、時代性も大きい。これまでは「弾道を打ち分ける」視点が重視されてきたドライバーも、近年は「真っ直ぐ飛ばせる」性能を問う声が強まっているという。そこで、新作RMXは、アスリート系の「118」では究極の直進性を、アベレージゴルファー向けの「218」ではブレを押さえた安定性が追求されているとか。また、「ヘッド外周部への配重」による慣性モーメントの増大がひとつの開発テーマとなったようで、白/赤のキーカラーがそれぞれ外にあるのも、先の感覚面を計算しての配色なのだそうだ。

飛びは当然、コース上での精神状態までケアできるクラブを。技術理論や解析数値に頼り切ることなく、人の感覚を大切にできる開発環境を…。最近のヤマハ人気の裏側にある「モノづくりの理念」を実感する訪問となった。

各誌を賑わせるニューRMXの具体的なアドバンテージは、同社サイトに詳しく記載されている。ぜひチェックの上、試打をおすすめしたい。


ヤマハゴルフ お客様ダイヤル
0120-808-562
受付時間/10:00〜17:00(土・日・祝日を除く)
http://golf.yamaha.com/
本社/静岡県浜松市中区中沢町10-1

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