身体で感じる着物の愉しみ。入門者も集う「GINZA 和貴」の人気の秘密

2018年6月28日 PR

男女ともに着物を着る人が増えていると聞く。実際のところはどうなのか。銀座に店を構える伝統＆オリジナルの着物専門店「ＧＩＮＺＡ和貴」の久保田店長にお話をうかがった。

｜最近、着物を着る方が増えているという話を耳にしますが、専門店としての実感はいかがですか？

銀座という立地もあるでしょうが、特に休日にはよくお見かけしますね。当店の場合は、ご夫婦やカップルのほか、最近はおひとりでお越しになる男性も多いですよ。

｜「着物」を着るって難しいイメージがあったので意外ですね。

GINZA 和貴店長　久保田大介さん民芸に携わる家庭に生まれ育ち、平成15年株式会社たちばなに入社。６年間にわたり蚕都・信州上田の着物店で店長職を務めた後、同社初の東京進出店舗である「GINZA 和貴」に立ち上げから携わる。現在は、同店の店長を務めながら、着物という日本文化がより多くの人に広まることを願って商品企画業務もこなす。

昔は日常着でしたし、覚えてしまえば簡単なんですよ。とはいえ、着方を知る機会も少ないですから、着付け教室や相談会を開いています。着物は着るだけで礼を尽くす気持ちを伝えることができる衣装なので、男性も女性も入学式や卒業式をはじめいろいろな機会に着て欲しいですね。
また当店ではそのような式事だけでなく「着る事」を楽しんでいただきたいので教室と同時に、観劇や美術館めぐり、お食事会など、「着る機会」も一緒にご用意しています。着物を着て出かける時の高揚感を味わっていただくわけです。最近はこちらも男性の参加がとても増えてきました。

｜「実は着てみたかった」という方は多そうですね。

そう仰る入門者の方は非常に多いですので、着方はもちろん畳み方や保管の方法、お手入れの仕方などを総合的にサポートしています。

｜「知る」だけで、ハードルがグッと低くなるんですね。

正しい知識を知ると安心しますし、もっと知りたくなる、楽しみたくなるのは、どんな分野でも同じですよね。特に着物の場合は、知ることでライフスタイルまで変わる方が少なくないです。
私たちも着方だけでなく、畳み方や保管の方法やコーディネートの仕方などを総合的にサポートしています。

｜実際に着ると、気分が変わりますよね。

これは皆さんも経験がおありと思いますが、着物姿は周りから見ても気持ちのよいものですよね。着て歩くだけで注目を浴びて、やたらと褒められる（笑）。洋服ではなかなかないことですよね。
また、男性女性ともに帯や小物、羽織など、コーディネートを楽しむ場面が多いのも魅力です。
実は、着物自体も普通の洋服と同じように素材もデザインも多様ですから、お好みに合わせて着る楽しみは大きいですね。

博多織作家・荒木キヨ氏の作品。織りだけでなく、デザインや染色に至る全工程をトータルにプロデュースしているとか。

｜入門者でも快適に着られるでしょうか？

私は日常的に着物を着ているせいか、洋服の方が体の凝りを感じます（笑）。堅苦しいイメージがあって誤解されることもありますが、着物はもともと、とても楽な服なんですよ。

｜では、最後に本サイト読者にメッセージを。

当店は、店内の壁を白で統一していますが、これは着物の色柄を分かりやすくするためです。まず直感的にお好きな色や柄をお選びいただければ、あとはスタッフが着るシーンなどをお聞きしながら丁寧にご案内いたします。
また、当店はオリジナルの着物を多く揃えており、扱う作家さんや工房だけで100を超えます。目の肥えたビジネスパーソンの方からこれから着てみたい方まで本当にお楽しみいただけるはずですので、ぜひ気軽にお越しいただきたいですね。