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加熱するeスポーツ、「観戦」の愉しみは”BS12″から

加熱するeスポーツ、「観戦」の愉しみは”BS12″から

2021年3月25日 PR

現在日本リーグ開催中のタイトルを通して体感する「eスポーツのテレビ観戦」
第19回アジア競技大会で正式種目として承認されるなど、すっかり市民権を獲得。

ゲームにあまり詳しくない方でも、eスポーツという言葉くらいは聞いたことがおありだろう。「e」とは、もちろんエレクトロニックの略。コンピュータゲームやビデオゲームをスポーツ競技として捉える際の名称ということになる。

ミドルエイジ以上のビジネスパーソンであれば、自宅でプレイするゲームと聞くと、夜な夜なフィールドやダンジョンを探索したり、練習を重ねては友人と勝敗やスコアを競う姿を想起する向きが多いかもしれない。要するに「気軽な遊び」だったわけだが、近年のハードウェアや通信インフラの進化は凄まじい。世界中のプレイヤーとの対戦が可能となった現代は競技性が大きく高まり、ついには多様なゲームコンテンツでこぞって国際的な大会が開かれる時代となったわけだ。

かつては「自分自身の肉体を使わないのにスポーツと呼べるのか」という議論もあったが、たとえばモータースポーツならマシンの性能差に依存することも多く、フィジカルな能力だけの決着が必須とは言えない。また、陸上競技ならシューズ、水泳なら水着、ゴルフならクラブと、技術の進歩が勝負を分ける場面を少なからず見てきたせいか、人々の心の中で受け入れ準備は整っていたのだろう。認知は一足飛びで拡大し、いまや2024年のパリ五輪で正式種目に採用するか否かが取り沙汰されるにまで至っている。

多種多様な「種目」を抱えるeスポーツ。いまから「観る」なら、このタイトル

世界的にすっかり市民権を得た格好のeスポーツだが、日本でも整備は進んでいる。2018年に日本eスポーツ連合(JeSU)が発足し、競技大会の開催や公認プロライセンス制度の設計、選手の育成と地位向上などに尽力している。活躍舞台は大きく広がっており、たとえば来年に中国・杭州で開催予定の第19回アジア競技大会では正式種目として承認された。ちなみに、あのブレイクダンスも公式のメダル競技として実施されるので、時代の流れを体感できる興味深い大会となりそうだ。

さて、もう一般常識として知識を備えておくべきeスポーツだが、ゲーム自体が多様なIPの競争舞台となっているだけに、五輪で言うところの「種目」が存在する。ひとつひとつを深堀りするには誌面が足りないので、ここではホットなイチ推しゲームに注目してみよう。

ビズスタからのレコメンドはこちら、『PUBG MOBILE』。スマホ向けの対戦ゲームで、無人島に降り立った参加プレイヤーが武器やアイテムを集めながら生き残りを賭けて戦うというサバイバルゲームだ。いわゆるバトルロイヤル系は世界的に人気のジャンルだが、「一度死ぬと終わり」というサドンデスなプレイを世界大会でプレイするとなると、考えただけでも緊張する。しかも、美麗なグラフィックが売りのタイトルでもあるので、観戦だけでも十分にエンタメとなり得るのだ。

運営企業はあのNTTドコモ、5G時代の到来で市場はさらに拡大へ。

PUBG MOBILEは、現在、日本リーグ「PMJL」が開催されている。同タイトルでは国内初となるプロリーグで、国内有数の選手たちが所属する全16チームが世界大会出場を賭けて戦うわけだが、聞いて驚くのは賞金額。何と総額3億円というのだから、まさに「プロ」の世界そのものだ。

なお、この激戦に継ぐ激戦の大会を運営しているのは、あのNTTドコモだ。同社はeスポーツ事業への参入を果たしたばかりで、国内の選手やチームのほかパートナー企業やゲーム会社、そして一般ファンとの協創を目指すeスポーツリーグブランド「X-MOMENT(エックスモーメント)」を設立。PMJLのリーグ開催はそのお披露目となるのだが、今後は5Gによるモバイルゲームの市場拡大も見据えるなど、文化振興のサポートと同時にビジネスの大きな柱となりそうな気配が漂う。こうしたビッグネームが本気で取り組むことになれば、日本のeスポーツ界の盛り上がりがさらに加熱することは必至。そんな視点からも、今後の動向が楽しみな「スポーツ」と言えよう。

 

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