2019年2月21日 PR
旅好きの方ならば、そろそろ2019年夏秋シーズンの旅先の検討を始める時期だろうか。特に、最近はクルーズ旅行の人気が急速に過熱しているので、今年を船旅デビューイヤーと位置づける方も多いだろう。
船旅自体は百年以上の歴史があるのに、なぜいまになってここまで注目を浴びているのか。「クルーズ旅行はセレブリティたちが楽しむ贅を極めた旅」という間違ったイメージが払拭されつつあるからだ。もちろん、上質な非日常を味わえるゴージャスな日程を楽しめるのだが、実は欧米では私たちが想像する以上に身近な存在なのだ。
また、船旅は、飛行機や自動車を使った旅とは異なり、「移動そのものが目的のひとつ」というユニークな性質を持っている。これは、観光地のホテルで「何もせずに癒しを楽しむ」というスタイルに近い感覚と言えるかもしれない。加えて、船旅の場合は、“寄港地が向こうからやってくる”と例えられるように、食事を取っている間や睡眠をとっている間に次の目的地へ移動するので、「気がつくと別の国にいた」、というサプライズ感も魅力だ。また寄港地では多種多様な現地観光やオプショナルツアーに参加でき、旅を効率的に、疲れ知らずに楽しめる、まったく新しい旅のスタイルである。
今夏のクルーズとして注目したいのが、米国の名門「リージェント セブンシーズ クルーズ」が誇るラグジュアリー船「セブンシーズ ボイジャー」号で航く、欧州の風景美を堪能する計8泊の4か国クルーズだ。ティレニア海からエーゲ海へ、そして地中海のハイライトを周遊するコンパクトなプランで、マルタ、シチリア、サントリーニという人気の3島も網羅する充実の日程。窓口は、クルーズプランのスペシャリスト阪急交通社なので安心だ。
さて、今回は、阪急交通社の添乗員を務める野島由美子氏にポイントをうかがったので、さっそくご紹介しよう。
『大型客船は、一般的に「キャビンから出てこの船を満喫しましょう」とご案内することが多いんです。「遊園地のようなアトラクション、ラスベガスのようなショータイム、船のスタッフの楽しいイベントをお楽しみください」という感じですね。でも、リージェント セブンシーズ クルーズの船は、キャビンの中でも十分にバカンス気分を楽しめるのがポイントだと思います。たとえば食事なら、好きな時間に楽しめるのはもちろん、ダイニングと同じコース料理や飲み物が、白いテーブルクロスとともにキャビンサービスされるんです。これ、初乗船で感動される方が多いですよ。
船内は、全体的に落ち着いた雰囲気がとても居心地よくて、見るからに「海の上の穏やかな日常」を満喫できそうですよね。でも、もうひとつご注目いただきたいのは、プラスアルファ的なサプライズの種がたくさん用意されていることです。セブンシーズ ボイジャーはさほど大きな規模の船ではない分、時間を自分の思うままに楽しめます。この温かな雰囲気をぜひご体験いただきたいですね』
野島氏の解説の通り、セブンシーズ・ボイジャーは比較的コンパクトな部類に入る。とは言え、6種類のレストランが運営されており、スパ、ジャグジーなど私たちがよく思い描く「船旅のシーン」は網羅している。客室は何と全室がバルコニー・バスタブ付のスイートルームで、アメニティはロクシタンを使用するなど、地上の五つ星ホテルにも引けをとらないクオリティ。世界のクルーズ船の上位4%ほどしかないとされる本物のラグジュアリー船なので、自他ともに認める「最高水準の船」と言ってよいだろう。
こう聞くとだんだん腰が引けてきそうが、どうぞご心配なく。今回の4か国周遊クルーズツアーでは、通常は追加代金のかかるスペシャリティレストランを含む全てのお食事や、ソフトドリンクはもちろんのこと、シャンパンやスピリッツを含むアルコール類、オープンバーやラウンジの利用、さらには寄港地での観光などがオールインクルーシブとなっているのだ。船内ではチップさえ不要で、Wi-fiも無料で使用可能。つまり、日常シーンの大半が「前払い済み」の感覚で過ごせるのだ。最後に特筆すべきは、クルーズ旅行で二の足を踏んでしまう理由のひとつ、“フォーマルナイト”を取り払っているため、タキシードやドレスを用意する必要がない。
では、まとめよう。乗船するのは世界的なラグジュアリーシップだが、食事を含めてほとんどの場面は無料の「顔パス」状態。そして煩わしいドレスコードが無く、気軽にかつ洗練された雰囲気の中で、思うがままに船内生活を楽しむことが出来る。 なるほど、これなら人気が出ない方がおかしいというものだ。
…と、クルーズツアー人気沸騰の理由が理解できたところで、ここからツアープランの内容をザッと見ていこう。
今回のクルーズでは、古代遺跡や伝説都市がテーマとなっている。ローマからスタートし、中世には独立国だったというイタリア国内の街アマルフィからメッシーナ海峡のクルージング。同国シチリア島のカターニア、マルタの首都ヴァレッタへ。地中海の美を堪能しながら、ギリシャではナフプリオ、サントリーニ島、エフェソスからアテネを巡る。
Image by Viewingmalta.com Malcolm Debono
流し読みしても壮観の日程だが、本紙がひとつ特筆するなら、ヴァレッタ観光だろうか。地中海の中央部に位置する5つの島々からなるマルタだが、その首都を彩る風景は、旅好きなら一度は目にしておきたい。1565年のオスマントルコ軍との戦闘経験から堅固な要塞都市として設計された街だが、マルタストーンとも呼ばれる蜂蜜色の石灰岩で造られた建物の数々、突き出たバルコニー「ガラリア」が特徴の独特な家並みは、世界中から集まる観光客の心をとらえて放さない。ルネサンスの理想都市とまで激賞され、街全体が世界遺産に登録されている風景美のほか、外観からは想像できないほど豪華な内装が施された聖ヨハネ大聖堂や騎士団長の宮殿などは、欧州慣れした方の目にも新鮮に映るだろう。
断崖絶壁の上に広がる白い街並みと青いエーゲ海のコントラストが素晴らしい夕陽の名所サントリーニ島、ラグジュアリーレストラン「ディオニソス」でアクロポリスを眺めながらの夕食が楽しめるアテネなど、人気エリアが目白押しの日程。そして、これほど充実しているにも関わらず、乗り継ぎ云々に悩まされず海路で悠々と移動できるのも、船旅のアドバンテージだ。
知れば知るほど圧倒される、充実を極めたクルーズツアー。繰り返すが、それでも「気軽に行ける」ので、ぜひ詳細の確認を。
2019年9月7日(土)出発
コース番号:PTL724-161
旅行日程
①羽田空港より空路、フランクフルトにて乗り継ぎ、ローマへ⇒②乗船⇒③ポジターノ入港後、アマルフィ観光⇒④カターニア入港後、タオルミーナ観光⇒⑤ヴァレッタ入港後、ヴァレッタ観光⇒⑥終日クルージング⇒⑦ナフプリオ入港後、コリントス運河観光⇒⑧サントリーニ島入港後、サントリーニ島観光⇒⑨クシャダス入港後、エフェソス観光⇒⑩ピレウス入港後、アテネ観光⇒⑪アテネ発フランクフルトにて乗り継ぎ機中泊⇒⑫羽田空港着、通関後⇒解散
● ビジネスクラスプランもございます!
(羽田⇔フランクフルト間)
追加代金:往復35万円増しにてご案内
※燃油サーチャージ(目安)38,000円:2019年2月15日現在。なお、今後変更される場合があります。 ※国内空港施設使用料・旅客保安サービス料・国際観光旅客税・航空保険特別料金・海外空港税・海外政府関連諸税及びポートチャージ(寄港地諸税)が別途必要となります。
旅行企画・実施
(株)阪急交通社
観光庁長官登録旅行業第1847号
一般社団法人日本旅行業協会正会員
お問い合わせ【クルーズ専用】
03-6745-1828
0570-08-9189
[受付時間]
月曜~金曜 9:30~17:30 土・日・祝日 9:30~13:30
(土・日・祝は電話受付業務のみ行っております)
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2024年11月29日 発行
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