2024年10月1日 PR
より遠くへ、ハジキ、飛ばす。ハジキ系シャフトと言えば藤倉コンポジットが手掛ける「スピーダー」シリーズだが、中でもスピーダーNXは、女子プロをはじめ多くのゴルファーが愛用する定番シリーズとして知られる。現在はブルー、グリーン、ブラックがラインナップされているが、今月12日に最新作が登場した。シリーズ第4作となる「スピーダーNXバイオレット」は、中調子を部分トルク制御技術でアップデート。シリーズではブルーの後継モデルと位置付けられている。
今回のバイオレットは、フジクラ自慢の最新技術を駆使し、NXシリーズをさらなるステージへと引き上げるという気迫に満ちたモデルとなっている。見どころは多いが、まずはヘッドスピードアップを実現する新テクノロジー「DHX」の採用だ。カーボンシャフトはカーボンのシートを巻き付けるが、巻く方向などを工夫することができる。この設計の自由度を活かし、従来型の45°層に加えて第2のバイアス層を新たに積層。異なるカーボン層の組み合わせにより、ヘッドスピードを最大化しやすく、結果的に飛距離向上を期待できる性能を実現したのだ。新たなバイアス層の角度は企業秘密だそうだが、研究を重ねた結論だけに、同社は「最も効果を見込める角度」と胸を張る。
また、バイオレットでは先端部のTip400~500㎜付近の剛性を高めることで、近年話題の高慣性モーメントのヘッドにも適合。また、スピーダーNXシリーズの象徴でもある部分的にトルクを変化させる技術「VTC(ヴァリアブル トルク コア)」で、初代NXから先端と手元のねじり剛性を約10%アップもさせたという。両端のトルクを締めることで、中調子の振りやすさと高初速・高弾道の両立を実現したわけだ。なお、外観面でも変化があり、NXの文字がシャフト裏面に移動され大きく配置。これが落ち着いた色合いの紫色とよくマッチしていて、気分も新たに握れそうなデザインとなっている。
試打に臨んだプロたちからは「ヘッドの先に揺れを感じないので動きが安定している」「全体が加速するイメージでボールをつかまえてくれるので、とても振りやすい」といった感想が。振りやすく打ちやすい、ボールが上がりやすく簡単にキャリーで飛ばせる…との印象を持つ人が多いようで、評判は上々の模様。
同社の開発担当に話を聞くと、「もっと上げて飛ばしたい、もっとしっかりつかまえたいという方に向いていると思いますので、もし慣性モーメントの大きなヘッドをお使いなら、ぜひ一度お試しいただきたいですね」とのこと。中野店や木場店など各地のフジクラゴルフクラブ相談室ではすでに試打が可能なので、まずはお出かけを。よい出会いがあるかもしれない。
藤倉コンポジット株式会社
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2024年09月27日 発行
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