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ランドセルで鍛え抜かれた技術 革製品ブランド榮伸の凄み

ランドセルで鍛え抜かれた技術 革製品ブランド榮伸の凄み

2018年3月29日 PR

元気な小学生たちの背中で揺れる「ランドセル」は、実はひとつの製品分野として非常に興味深い存在といえる。あれだけの機能性を持ちながら、子どもが苦もなく背負えるほど軽く、なおかつ極めて乱暴な使用に6年間も耐える、日本独特の鞄。外国人でなくても、思わず研究してみたくなりそうだ。

昭和59年設立の革製品製造メーカー「榮伸」は、このランドセルを筆頭にビジネスバッグやスクールバッグなどを専門に扱う鞄ブランドだ。国内の自社工場で生産される同社のランドセルは長年にわたって小ロット&多品種を扱っているのだが、あの「ほとんど不変」という印象に反して、実際は時代の要請に応えながら絶え間なく変化している。

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たとえば、「A4サイズのバインダーが入ること」は、ここ最近の代表的なトレンドだ。外寸はそのままに、遊びを考慮して内寸235ミリを確保するのは非常に困難だが、これを実現したのは「EーQBU」という同社開発の特殊構造の賜物だ。さらに、教科書を入れる大マチ部分に形状補正樹脂を使いつつ、その中央部分に鉄芯を内蔵。型崩れや折れから守る加工は、我々の子ども時代とは比較にならないほど高度なものだ。

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教科書と言えば、近年はページ数が増える傾向にあるそうだが、これはもちろん子どもたちにとっては重量的な負担増になる。そこで同社は、肩ベルトを付け根から上へ25度ほど跳ね上げることで正しいポジションを維持し、背中との接触面積を広げて荷重を分散させる構造を開発。また、反射素材を挟み込んで縫製した持ち手部分の構造は、雨の日にカバーを掛けても安全性を損なわないという業界初の技術とか。そのほか、閉め忘れ防止機能をはじめ、安全&安心機能の宝庫だ。

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こうした榮伸独自の技術の集大成となっているのが、同社の国産高品質ブランド「つむもの」だ。次世代ランドセルのスタンダード機能を満載するほか、和の伝統色を駆使したカラーバリエーションは見事のひとことだ。さらに、地元愛も表現できる「横浜ブルー」を活用した製品もラインナップするほか、もっと強く想いを込めたい方にはオーダーメイドにも対応可能。カラーはもちろん側面や表面、窓枠のデザイン、背中部分のデザインなどを選ぶことができ、まさに「世界にひとつ」のオリジナルを贈ることができる。

高度な技術と気配り文化を背景とした品質…「メイドインジャパン」そのもののランドセルの世界。来春に入学を控える子や孫を持つ方は、混み合う前に下記店舗を覗いておこう。ビジネスパーソン向けのオリジナル鞄ブランド「VRENAI」も展開なので、こちらも注目を。


■VRENAI RANDSEL&LUGGAGE
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1 ランドマークプラザ4F
TEL.045-306-5778
営業時間/11:00~20:00

■EISHINランドセルファクトリー
東京都台東区上野5-9-6 2k540 施設内
(山手線「秋葉原」駅と「御徒町」駅間の高架下)
TEL.03-6240-1050
営業時間/11:00~19:00 水曜休

株式会社榮伸
東京都中央区日本橋富沢町8-6 日本橋富沢町ビル4F
www.conosaki.net
※4月3日 HPリニューアルオープン予定

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