2019年3月28日 PR
「スーツを着こなす」という表現がある。確かにビシッと決まって見える人はいるが、体型に悩みを抱えている自分では…と諦めるのはまだ早い。彼らに迫る方法はあるのだ。
ご存じの通り、スーツには既製とオーダーの2種がある。既製品にもよい製品は多数あるのだが、サイズだけは如何ともし難いものがある。着丈に合わせると袖が短くなり、胸まわりに合わせると肩幅がダブつく。人間の身体は想像以上に多様なので、「ピタリと合う」ことはまずないと考えてよいだろう。結局、少しくらい大丈夫だろうと購入するのだが、これが「着こなし」の邪魔をしてしまうのだ。
一方、オーダーなら、自分にジャストフィットのスーツを作れる。と言っても、オーダーだから大丈夫というわけではない。実は、「自分の体型に合わせること」と「美しく見せること」は、必ずしもイコールとはならないからだ。我々がモデル体型ならともかく、むしろ体型に完全フィットしてもらうと困ったりもする。きっとお心当たりがあるはずだ…。
というわけで、銀座駅から歩いてすぐの「ブレス銀座」へ。美しく見せるスーツづくりにこだわりを持つ、頼もしいフルオーダー専門店だ。
肩幅や袖丈等の寸法はもちろん、選び抜かれたプロのフィッターが体系のクセまで読み取り採寸
美しく見せるためには、いったい何が必要なのか。代表の大東氏によれば、採寸技術だけでなく、体型把握のセンスが重要なのだそうだ。たとえば、胸囲が100センチの男性の場合、一般的には胸側よりも背中側の方に厚みがある。だが、胸の筋肉を鍛えているスポーツマンであれば、同じ胸囲でも当然のことながらバランスが大きく変わる。この個人差を計算に入れて作るか否かで、着た時の印象も変化するのだそうだ。なるほど。
加えて、仕上げるセンスと仕立ての精度もポイントだ。まさに経験値の世界だが、このあたりは半世紀以上の実績がモノを言う。同店の場合は、特に実際の体型以上に脚をスラリと見せる立体的なパターンが得意とのこと。採寸後は個人の個性に合わせてじっくりと調整し、国内有数の職人がこだわりの毛芯仕立で丁寧に仕立ててくれる。
問題は、このノウハウをいかにスタッフ間で共有するかだ。同店では全員を正社員とする組織づくりで対処しているとのこと。加えて技術要求の水準は非常に厳しく、合格ラインに達しなければフロアに立つことすらできないという「鬼の教育」を実践。だからこそ、顧客が自分自身の姿を賞賛する(!)オーダースーツサービスを維持できるのだ。
服地はテーラー技術とともに見栄えと着心地を大きく左右するため、最高品質のものを厳選
ジャケットのみのオーダーのほか、コートやシャツ、礼服などもオーダー可能。納期は通常1か月ほどで、仮縫いありなら約2か月だ。そして最後に、もうひとつ。同店は、服地の国際的ブランドとして名高い「エルメネジルド・ゼニア」と「ロロ・ピアーナ」の販売着数が都内ナンバーワンなのだ。スーツを仕立てる店を選ぶ際、これ以上に説得力のある言葉はないだろう。
ブレス銀座
東京都中央区銀座4-3-5 銀座AHビル3F
TEL.03-3562-6900
営業時間/平日11:00~20:00, 土日祝11:00〜19:00 水曜休
http://www.ordersuits.com
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2024年03月29日 発行
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