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意外に敷居が低い!? 会員制美術品オークション

意外に敷居が低い!? 会員制美術品オークション

2017年5月25日 PR

時折り各種メデイアで話題になる美術品オークション。何億円で落札されました…などというニュースを見ると、いくらアートファンでも「リアルのオークションなんて自分とは縁がないこと」と思ってしまうのも無理はない。ネットで古着や中古家電を探すのとはワケが違う。

だが、そんな「本物のオークション」も、常に高額品だけを扱っているわけではない。意外に思うかもしれないが、2〜3万円で落札できるものも普通に存在するのだ。というわけで、今回は、本紙編集スタッフが実際に参加してみたので、簡単にレポートする。

 普段着のままでOKの気軽さ

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スタッフ一行が向かったのは、赤坂二丁目(大阪に本社を置く「アートマスターズ」社が主催するオークション会場)。同社は、絵画や版画、彫刻などを中心に扱う会員制のオークション専門企業だ。国内で初めて「会場とインターネットの同時入札」を実現したことでも知られており、同社内の専用スペースで随時開催されている。3日間の下見会の後に「本選」となるのが通例で、出品される作品は事前にカタログで確認することもできる。

  • 出品作品は、オークションが始まる前に実物を確認できる。
  • 梅原 龍三郎 「婦人像」 油彩 キャンバス (45㎝×36.4㎝)

会場内は、ざっと50名ほどは入れる広さだろうか。「ドレスコードはなく普段着で参加OK」と事前に確認を取ってはいたので、割と気軽に入ることができた。担当スタッフに迎えられて、まずはワインやソフトドリンク、サンドイッチなどが用意された軽食コーナーへ。オークションが始まるまでは飲食自由で、出品作品も間近で見られる。割とフランクなんだな…という印象だが、何と席も自由。参加者は30〜60代と思しき層が中心で、女性の姿も見られる。

この臨場感がたまらない!

オークショニア(司会進行と考えればよいだろう)は、同社代表自身が務める。いざ始まると、出品作品が歯切れよく紹介される。掛け声やハンマーなどはまさに「これぞ」といった雰囲気だが、どんどんスピード感が増していくのが楽しい。と言うのも、1分未満という短時間で落札される作品も多いからだ。値を入れて延々と待つネットオークションとは別次元だ。

さて、肝心のお値段について。開始価格は、数千円から数百万円と極端に広い。人気作品は価格上昇のペースが早いのだが、パドルを上げる(入札する)かどうか迷っているうちに、スタッフからは電話参加者の入札報告が入る。嬉しそうな人、悔しそうな人…これぞリアルな臨場感。

時間にすると3時間ほどだが、テンポよく進むので心地よい。途中での入退席は自由で、目当ての作品のタイミングに合わせて入室する人の姿も見かけた。気軽に入札できるプライスの作品が多いこともさることながら、気軽な雰囲気や参加スタイルの自由度には、正直、驚いた。

  • 三島 喜美代 「Newspaper」 セラミック (7㎝×12㎝×9.5㎝)
  • パブロ・ピカソ 「Centaure」 テラコッタ (4.5㎝×φ39㎝)

本来、会員でなければ参加ができないオークションだが、本紙読者のために次回の無料参加チケット&実際のカタログを特別に用意してくれた。

通常ではなかなか体験ができないまたとない機会ではあるので、美術品に興味がおありなら、ぜひ一度、会場の空気感を味わってみるべきだろう。愛好家同士の交流を駆け引きも、昔ながらの「美術の愉しみ」の一部であることに気付くはずだ。


株式会社アートマスターズ
東京支店/東京都港区赤坂2-16-19 赤坂イイヌマビル2階
TEL. 03-5549-2255 www.artmasters.co.jp/

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