Special Issueビズスタ特集

改めて気付く、 杜の都に住まう価値。

改めて気付く、 杜の都に住まう価値。

2018年5月24日

ふだんは気に留めないけれど、立ち止まって考えると、何と魅力的な街なのだろう。
いつもとは違う視点で歩いてみたい、発展を続ける杜の都の風景。

スタート地点となった仙台市陸上競技場南側道路から1キロ手前で新寺通に入り、東二番丁通りから青葉通へ。西公園で折れて定禅寺通に向かい、勾当台公園で折り返し地点。今月13日に行われた「第28回仙台国際ハーフマラソン」は、実に1万3000名を超える国内外のランナーが杜の都を力強く駆け抜け、大盛況のうちに幕を閉じた。陸上界の注目選手から一般市民まで、老いも若きも楽しそうに走る人々の元気な姿は、何とも爽やかな光景となった。
同時に、改めて実感したのが、仙台市内の風景の魅力だ。定禅寺通などは市街地にも関わらず新緑に溢れていたので、全国ニュースなどを通して知った他県在住者なら「よい街だなあ」と感嘆したのではないだろうか。だが、実際に住んでいる身としては、指摘されないと気付かなかったりもする。
去る3月、国土交通省が発表した2018年1月1日時点の公示地価によれば、住宅地では宮城県が何と全国2位の上昇率を示したそうだ。もちろん、これには仙台圏が大きく貢献している。震災後の移転需要、あるいは地下鉄東西線沿線の活況なども要因なのだろう。消費者としては地価の上昇は複雑だが、それでも先のマラソンのように市内の風景を総覧するような機会と併せて考えると、この街に住む価値を再認識させられる。
そこで今回は、需要に応える形で続々と誕生する注目地区の新築レジデンスの話題などを中心にご紹介しよう。ふだんは気にしなくても、改めて眺めると気付く、仙台の魅力。ふだんとは違う目で、発展を続けるこの街を歩いてみたい。

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