Special Issueビズスタ特集

外にでないと「東北の秋」がもったいない

外にでないと「東北の秋」がもったいない

2019年9月27日

世界を魅了する「日本の秋」でも、とりわけ素晴らしい美を誇る、東北の紅葉。暑さと寒さの中間にいるこの季節、出かけなければもったいない。

秋の夕日に照る山紅葉(もみじ)濃いも薄いも数ある中に-

ご存じ『もみじ』は、明治末期から大正にかけて旧・文部省が編纂した『尋常小学唱歌』で発表された童謡のー曲だ。作詞高野辰之と作曲岡野貞ーは、『春の小川』や『朧月夜』なども手がけた名コンビとのことで、まさに一流ソングライターチームの代表曲といったところ。なお、2番の冒頭は「渓(たに)の流に散り浮くもみじ波にゆられてはなれて寄って」となる。詞曲とも、現代視点でも際立って美しい。
日本と言えば春の桜。海外でも浸透した「世界の常識」だが、その一方、秋の美しさに魅了される外国人も意外に多いようだ。調べてみると、納得のゆく根拠に行き着く。日本国内の紅葉=落葉広葉樹は26種が確認されているそうだが、これは欧米の2倍前後にあたるというのだ。秋景色と聞くとカナダやドイツを思い浮かべる人も多いだろうが、日本のブナやカエデ、トチノキらが織りなす風景は、実は世界的な美であったわけだ。
衣食住のあらゆる側面で、外国人たちの反応から「日本」を再認識する機会が増える昨今。そして、紅葉狩りの名所には事欠かない東北にお住まいなら、誰しも「山の麓の裾模様」には心当たりがおありのはすだ。ふだんは気に留めなくても、ふと立ち止まって眺めると、心が躍るような魅力にあふれる私たちの日常。それは、食や住の分野でもきっと同じなのだろう。
赤や黄色の色さまざまに水の上にも織る錦。今年も酷暑や台風に晒された日本列島、過ごしやすいこの季節を見逃す手はない。街で、郊外で、旅先で。さあ、世界も羨む東北の秋を満喫しよう。

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