2022年3月24日 PR
悠久の時の中で絶えずエネルギーを放出し続ける阿蘇火山。カルデラ周辺は熱源が多様で個性的な泉質成分を持つ温泉場が点在するが、火山ガスで草木が茂らない「地獄地帯」から名付けられた地獄温泉はその代表例と言えよう。
恐ろしげな名称に反し、江戸時代は熊本藩の藩士のみが入浴を許されたという格式の湯。明治以降は湯治場として広く親しまれてきたが、2016年、あの熊本地震が同地を襲う。その歴史も潰えたかに思われたが、ひとつの露天風呂が被害を回避。いまも滾々と湧き出ている。
この「すずめの湯」は、いまや同地唯一の温泉宿である『地獄温泉 青風荘.』の象徴だ。多彩な湯はすべて敷地東南の地獄地帯から引く自然湧出の掛け流しだが、「すずめの湯」だけは何と湯船の底に湧く源泉にそのまま浸かれることから奇跡の湯とも呼ばれる。現在は混浴で、湯あみ着を着ての着衣入浴を楽しめる。
憩いの宿としても一流だ。明治中期の名建築だった本館は修復され、古民家を移築した食事処「曲水庵」は湯治室をはじめ多様な施設を内包する「曲水舎」へと再建、さらに阿蘇の風に吹かれる半露天風呂付きの離れが新設された。北欧デザインを採り入れたロビー棟、囲炉裏のカウンターを備えたレストラン棟など、現代の湯治を体現する新生「TOJI空間」へと生まれ変わった。
曲水庵で人気だった囲炉裏焼きコースも健在。竈の炊きたてご飯と和のおかず、〆はシェフの炭火フレンチトーストへとつなぐ大評判の朝食も楽しみだ。
❶全国でも珍しい足元湧出源泉の湯船「すずめの湯」。
❷素晴らしい眺めの大窓を備えた離れには、半露天風呂付きの客室3棟が用意されている。
❸ゆっくり寛げる和室+寝室ツインベッドルームの本館客室。
❹あの京都「菊乃井」の花板を務めた料理長が阿蘇の旬を表現する懐石。
❺オーナーシェフが地元食材を駆使する創作炭火焼も宿の名物だ。
地獄温泉 青風荘.
TEL: 0967-67-0005
TEL: 0967-67-0005
http://jigoku-onsen.co.jp/
熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽2327
受付時間/10:00~17:00 ※日帰り入浴可
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2024年03月29日 発行
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