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多くのフランス人が高野山を目指す理由とは!?

多くのフランス人が高野山を目指す理由とは!?

2019年7月26日 PR

多くのフランス人が高野山を目指す理由とは!?

和歌山県北部、標高約900mの山中に位置する真言密教の聖地、高野山。ご存じの通り、弘法大師・空海が修行道場として開山した日本を代表する宗教都市のひとつだ。2004年の世界文化遺産登録、2015年の開創千二百年記念大法会など、近年は改めて注目を浴びる機会も多いので、そのたびに再発見がある。

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フランス人観光客が絶賛
真言密教の聖地「高野山」とは

高野山真言宗3600か寺の総本山たる金剛峯寺をはじめ根本大塔や金堂、三鈷の松などで有名な壇上伽藍に、弘法大師御廟や燈籠堂で知られる奥之院。117もの寺院が密集する山内を訪れると、霊場としての格を実感せずにはいられない。日本の原風景を味わえることから宗教家や歴史研究家の間では文字通りの「聖地」だが、訪日客数が激増する近年は、外国人観光客の姿が目立つ。

特徴的なのは、フランスからの来訪者が非常に多いことだ。 あの『ミシュラン・グリーンガイドブック・ジャポン』では、高野山について「わざわざ訪れる価値のある場所」という見出しで3つ星が付与されており、「浮世とまったく違う時間が流れている」という選者評も。実際に訪れた人々は嬉々としてSNSに写真を投稿し、それを見た人々がまた出かける…という循環の中で、人気のジャパンツアーでも今や屈指の見どころとして定番化しているのだ。 確かに高野山へ向かう道中や山内では、いたるところでフランス語が聞こえる。それではフランス人は高野山のどこに惹かれているのだろうか。

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高野山内の圧倒的な風情の庭園に文化財クラスの調度品、精進料理に朝のお勤め、深山の霊気で身心が満たされる特別な宿坊体験などもさることながら、中でも人気のスポットが「奥之院」だ。

開祖の弘法大師が御入定されているこの厳正な空気感にフランス人や欧米旅行者が、非常に感動するという。特に夕刻から夜、灯籠の灯りを頼りに、御廟に参拝にいく。夜の静けさに、言葉にはならない畏敬の念を抱くフランス人の口コミで「奥之院」詣でが人気となっている。また、あるフランス人観光客は「京都は観光客が多く、思ったほど日本らしさが感じられなかった。しかし高野山は私が思い描いていた日本の風景だ」と語った。我々日本人が忘れかけた日本の原風景をフランス人は感じているのかもしれない。

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意外なほどのアクセスのよさ
名物ケーブルカー体験も

八葉の峰々に囲まれた山上盆地に位置する高野山は、幽玄の聖域という印象からも険しい道のりを想像しがちだが、「なんば」から特急「こうや」で90分前後というアクセスのよさを誇るのだ。特におすすめは今年10周年を迎える観光列車「天空」だ。

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高野山のふもと和歌山県・橋本駅から極楽橋駅までの19・8㎞、標高差443mをゆっくりゆっくり登っていく列車で、大きな窓から見える、連なる山々、清々しい木々の緑、渓谷美など、「天空」から眺める沿線風景は格別だ。

また極楽橋駅から高野山駅へは今年新造されたスイス製のケーブルカーに乗り換える。約0・8㎞の短い距離の中、東京タワーとほぼ同じ高さをわずか5分ほどで一気に登り切る楽しさは、美景が連なる車窓と相まって参拝名物のひとつだ。

空の青さと緑のコントラストが美しいこれからの季節。一度訪れれば、特別な思い出とともに忘れられない夏になるだろう。日本の夏の美しい風景を味わえる現地は、避暑地としてもおすすめだ。
南海電鉄では情報充実のWEBサイトも運営中なので、まずはこちらのチェックから。

第1弾「記念乗車証」を進呈!

「天空」の指定席をご利用いただくと、「記念乗車証」を進呈します。(数に限りがございます。)

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■お問い合わせ南海テレホンセンター
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