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Silence & Grace SAGA-情景を愉しむ“静寂と彩”を巡る佐賀

Silence & Grace SAGA-情景を愉しむ“静寂と彩”を巡る佐賀

2020年12月17日 PR

失いかけていた癒やしの時間や旅の楽しみを取り戻せる場所が、こんなにもすぐ身近にあることを再発見。

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年末年始や夏季休暇、 ゴールデンウィークなど、今まで当然のように楽しんできた旅行。 今年は思いのままに出かけられなくなり、 スト レスを抱えている人も多いだろう。しかし、 ビジネスも旅行もプラン一つで楽しめるようにしてこそ、 デキる大人の腕の見せどころ。 そもそも海外なんて昔は新婚旅行くらいなもので、現代のように気軽ではなかったはず。 そんな時代に人々の心を弾ませ、 癒やしてきたのは、 飛行機に乗らなくても行けるドライブ旅行だ。

知っているだけで、 見たことがない景色や体験したことがない感動は、意外と近くにいくつもあるもの。これま で気にも留めずに通り過ぎていた道や、昔訪れた観光地も然り。いまさらなんて言わずに訪れてみれば、年齢を重ねたいまだから見つけられる自然やまちの魅力があるに違いない。かつて当たり前だった旅のスタイルを見つめ直してみよう。

そう思い立って車を走らせ、向かった先は佐賀県。なぜかというと、豊かな大自然、色褪せない歴史ロマン、脈々と受け継がれる伝統文化にあふれているから。そして近くて遠い場所だったからこそ、この機に改めて行ってみたくなった。 これまで、佐賀県では歴史ある嬉野温泉や伝統が息づく有田焼の窯元を訪ねる旅をしてきたけど、今回は二 つの海を目指して唐津と鹿島を疾走するルートに彼女を連れ出した。

タイムスリップしたようにノスタルジックなムードが漂う佐賀への旅は、じんわり心にゆとりがもたらされてくる。彼女の穏やかな笑顔が、この旅の成功を示す何よりの証だ。

[ ROUTE.1 唐津市~鹿島市・太良町 ]

静かな冬の海道を巡る開放の旅
異なる表情を見せる二つの海や歴史的建造物に溶け込んで、時間を忘れてのんびり過ごしたい。

≪唐津・いろは島≫
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まずたどり着いたのは、伊万里湾に浮かぶ大小の島々からなる玄海国定公園「いろは島」。展望台から視界いっぱいに広がる紺碧の海と島を眺めたり、橋で渡れる「花と冒険の島」の白い砂浜を散歩したり、まるでリゾート地を訪れた気分 に浸らせてくれる。凛とした空気に包まれる冬の海は訪れる人も少なく、寄せては返す波音だけが響くプライベートビーチのよう。この上ないシチュエーションに、旅の始まりから二人の距離はグッと縮まっていく。

≪鹿島・肥前浜宿≫

続いては、国道498号を一路南下して鹿島へ。長崎街道の宿場町として栄えた「肥前浜宿」は、白壁土蔵造りの酒蔵や醤油蔵が今も残ることから「酒 蔵通り」と呼ばれている。江戸から昭和にかけて醸造業を中心に発展し、発酵文化が息づくため別名「発酵文化の薫るまち」とも。レトロな町並みを散 策し、観光酒蔵「肥前屋本館」ではドライバーの自分を横目で見ながら試飲に夢中な彼女。お土産もたくさん手にして楽しそうだから、まぁ、いいか。

≪鹿島 ・ 祐徳稲荷神社≫

日本三大稲荷として知られる「祐徳稲荷神社」は、総漆塗りによる極 彩色の楼門や本殿に目を奪われる。何基も連なる赤鳥居をくぐって 奥の院まで行けば、鹿島市内より有明海へと続く雄大な眺望が待っ ている。参拝を終えた後は、参道沿いの門前商店街をぶらり。

≪太良 ・ 海中鳥居≫

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SNSでも話題のフォトジェニックな「大魚神社の海中鳥居」。干潮時には海中道路が現れ、「月の引力が見える町」を体感できる。子供みたいにはしゃぐ彼女の姿に運転の疲れも吹き飛び、茜色に染まる海と並走しながら帰路に就いた。

[掲載内容に関するお問い合わせ]
(一社)佐賀県観光連盟
[住所]佐賀県佐賀市城内1-1-59
[電話]0952-26-6754
[HP]https://www.asobo-saga.jp/

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