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往時に思いを馳せてゆったりと過ごすスローな大人旅

往時に思いを馳せてゆったりと過ごすスローな大人旅

2020年12月17日 PR

Biz Life Style Journey KUMAMOTO – YAMAGA

熊本県の北部、 福岡県と接する山鹿市。 この地は、 江戸時代に参勤交代に使われた豊前街道の宿場町として栄え、 今も歴史を感じさせる商家が軒を連ねる町並みは当時の面影を残す。 福岡市から車で約1時間半とアクセスも良いため、 思い立ったら気軽に出かけられるのが魅力。

市内には山鹿 ・ 平山 ・ 熊入 ・ 菊鹿 ・ 鹿本という5つの温泉地があり、 「やまが温泉郷」 として注目を集めている。 美肌の湯と評判のやわらかい肌触りの泉質が特長で、 趣のある温泉施設でゆったりとした気分で湯浴みを楽しむ常連客でにぎわう。 それぞれの温泉地に個性豊かな施設が点在しているので、 温泉をハシゴして入り比べてみるのもおすすめ。

同市の文化を代表する 「八千代座」 は、 山鹿の繁栄ぶりを示す国指定重要文化財の芝居小屋。 「旦那衆」 と呼ばれる山鹿の実業家たちによって明治43年に建てられ、 今年110周年を迎えた。 現在も歌舞伎公演が行われ、 文化芸術団体等の発表の場となっている。

また、 「八千代座」 から少し下ったところにあるのが 「山鹿灯籠民芸館」 。 「灯籠師」 という職人たちによって作られ、 和紙工芸の極致とも評される国指定伝統的工芸品の 「山鹿灯籠」 を展示した建物で、 これも国の登録有形文化財に指定。 その芸術性の高さは目を見張るものがあり、 一見の価値がある。

2月の毎週金 ・ 土曜日には、 恒例の「山鹿灯籠浪漫 ・ 百華百彩」 の開催を予定。 和傘や竹のオブジェに幾千ものロウソクが灯る彩りの世界はとても幻想的だ。 無事に開催されることを願って山鹿への旅を計画してほしい。

八千代座３（人無）

古くは1300年前に遡ることができる「やまが温泉郷」には、市街地や山あいの温泉、家族湯や日帰り・立ち寄り入浴が楽しめる温泉などが点在している。専用風呂付き離れがある湯宿や家族湯は、現下のコロナ禍にあっても密 にならず、プライベートな空間を満喫可能。歴史的な「八千代座」の天井を見上げると、彩り鮮やかな天井広告画と真鍮製の大型シャンデリアに圧倒される。ゆっくりとした時間が流れる山鹿は、マイペースな旅がよく似合う。

山鹿の伝統技術と大地の恵みをお土産に
「かぐわし」は、灯籠師が手仕事で作る擬宝珠型の和紙塔をアロマ オイルの入った専用の陶器に挿して使うアロマディフューザー。山鹿 灯籠を取り入れた暮らしを提案する「ヤマノテ」で買える。約4.9ha の広大な敷地を持つ「菊鹿ワイナリー」には、ブドウ畑、醸造所、レス トランがあり、菊鹿ワインを販売。併設するショップでは季節のジェ ラート、特産の栗を使ったスイーツや山鹿の特産品も販売。

［掲載内容に関するお問い合わせ］
山鹿市役所経済部ふるさと未来総室
［住所］熊本県山鹿市山鹿987-3
［電話］0968-41-5673
［HP］https://yamaga-tanbou.jp/

山鹿温泉観光協会
［電話］0968-43-2952

平山温泉観光協会
［電話］0968-44-0522

菊鹿町観光協会
［電話］0968-48-3111

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