Special Issueビズスタ特集

子どもたちの未来を見据えた“次代のグローバル人材育成”

子どもたちの未来を見据えた“次代のグローバル人材育成”

2018年1月25日 PR

グローバル化がこれまで以上に急速に進む昨今。福岡でも、インバウンドの拡大や国家戦略特区でのグローバル企業誘致など、ビジネスや暮らしを通じて、グローバル化の風を実感する機会が増えたように思う。そんな変化の中で、ひとつの課題が”グローバル人材の育成“だ。
これまでの日本では”英語ができる=グローバルな人材“という風潮があった。事実、日本人はアジアで最低レベルの英語力と言われるほど、英語へのコンプレックスが根強くグローバル人材不足がささやかれるひとつの要因にもなっているだろう。
しかしながら、先述の通り急速なグローバル化が進む中、もはや英語ができることだけで一線を画す人材とされていたことは、古い概念ではないだろうか。
世界のビジネスシーンでは、文化も価値観も違う世界各国の人々とコミュニケーションを迫られる。こうした環境の中で、自分の主張や自国の価値観にとらわれない多様な考え方を備える必要がある。それは、世界の多様性をクロスさせ、新たな価値を生み出すことにこそ、本質的なグローバルなビジネスでの有益性があると考えるからだ。そのためには、言語習得と同様に、世界の文化や習慣を知り、さらには日本の良さを自覚することが必要なのである。
こうした課題に対して企業レベルで育成に取り組んでいる会社も年々、増えている。しかし、大人となった私たちが本質的に価値観や考え方を変えていくことは、なかなかに難しい。だからこそ、次代を担う子どもたちへの幼少期からの”グローバル教育“が必要不可欠。国の教育だけでなく、親である私たち自身がこのことを真摯に受け止め、子どもの未来のために、今できることを模索することが命題ではないだろうか。

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